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ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

作家
宮田珠己
出版社
幻冬舎
発売日
2007-12-01
ISBN
9784344410602
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ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ゆいまある

ブレイク前(いつがブレイクかは不明)初期の頃の珠己さんの旅中心エッセイ。食べ物に興味のない珠己さんが、さぬきうどんだけは絶賛している。小学生時代に高松に住んでいたことは知っていたが、さか枝と竹清との位置関係から附属小学校(高松で唯一入試がある小学校)と判明。本人が勉強できるだけじゃなくて教育熱心な家庭で育ったんだな。当たり前だけど。やはり香川県は世界一面白い所だな。日本全国つつうりゃうりゃシリーズ程ではないが、爆笑ポイントは多く、何読んでるか周りの人に訊かれてしまう。

2022/09/28

ガクガク

タマキングこと宮田珠己氏の旅話をメインとした超脱力系エッセイ。久々に脳を疲れさせることなく、すっきり爆笑できた。何か大昔に椎名誠のシーナワールド・エッセイを楽しんでいた時のことを思い出した。シュノーケリングやジェットコースターに嵌ったり、意味もなくずんずん歩いたり、発作的に目的地を変えたり、どこまで本当でどこからがフィクションなのか、それさえも判然としない。文章も独特の味わいで、どこへ向かうのやらと思っていると突然落とされるし・・・感性も明らかにフツーではなく、んーん、とにかく疲れた時の特効薬的エッセイ!

2014/03/31

おいしゃん

ミヤキングの、旅行記半分、エッセイ半分。どちらも電車の中で読むのはオススメできない。ストイックな行動が、本人の無意識下で行われているがゆえに、本人はキョトンとし、読者は爆笑するといった構図か。この本の冒頭の、利尻島ウォーキングの章からすでに最大級にぶっとんでいるので、最初の10ページだけでもまずは読んでほしい。

2016/07/14

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

タマキングこと宮田さん、お初の作家さんでした。「ときどき意味もなくずんずん歩く」というタイトルを見て発作的に買って、ずんずんと読み進めてしまいました。解説があの高野さんというのだから、面白くないはずがないと期待を込めて読み始めました。旅に関するエッセイ集でしたが、冒頭の利尻島を発作的に一周しようとして危うく海で遭難しかけた話を始め、旅先の面白おかしい失敗談。軽く読めてむふふと笑いたい時にはぴったりの一品です。高野さんと椎名さんを足して二で割ったような感じですね。★★★

2015/12/19

hnzwd

脱力。行き当たりばったり感が非常に良いです。見習いたい。一話目の発作と遭難を読んで笑わない人はいないと思う。

2013/10/06

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