不妊: 赤ちゃんがほしい (幻冬舎アウトロー文庫 O 23-7)
不妊: 赤ちゃんがほしい (幻冬舎アウトロー文庫 O 23-7) / 感想・レビュー
ウメ
こればっかりは授かりものだから。不妊治療をされた方の切実な願い。精神的、経済的な圧迫。私は子供を授かることなく離婚してしまったが、出産のリミットをむかえて色々と思うところあり。まあ私がよしとするのだからよしとしよう。
2016/04/30
うたまる
不妊治療経験者へのインタビュー集。不妊者のみを取材対象にしているため、意見の偏りが強く感じられた。本書では「女は産むのが当たり前」の風潮について”偏見”や”間違った常識”と決め付けているが、果たしてそうだろうか。地球上のあらゆる生命(昆虫や植物も)は、生殖による遺伝子の保存のために生きている。いくら冷酷に聞こえようと、哲学で人生に別の意味を見出そうと、人間もまたこの生命体の宿痾からは逃れられないはず。だからこの常識を受け入れた上で、公的保険によるバックアップを最大限行うべきだと思う。
2014/05/04
りのん
とてもとても考えさせられる内容でした!
2018/01/23
KIYO
治療をした経験のある何人かの方の話を著者・家田荘子さんが聞いてまとめた本です。患者さんだけでなく、医者側のお話なども綴られています。経験者しか分からない深い気持ちなどか綴られていて、ワタシ自身も頷いたり、ワタシとはちょっと違うなぁなどと思いながら読みました。専門用語には細かい解説もあり、不妊に携わらない方にも読みやすいので、ぜひ手にとって読んでもらいたい一冊です。
2008/01/17
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