音の細道 (幻冬舎文庫 む 2-11)
音の細道 (幻冬舎文庫 む 2-11) / 感想・レビュー
ミカママ
群さんの、音楽周辺のエッセイ集。小唄のお稽古のことは読んでいたけれども、小学生のころピアノ(しかもソナチネクラス)は知らなかった。若いころハマっていたという当時のポップスから懐かしの歌謡曲、果ては「トリオ・ロス・パンチョス」まで(笑)原稿料を搾取されていると(他のエッセイで)嘆くお母さま、ここまで恥ずかしい話を晒されて、しっかりモトをとってるじゃあないか。ラストにはちゃんとオチもあり、やっぱり群さんのエッセイはおもしろい。
2019/05/15
やま
群ようこさんが、「音」に関するさまざまな話題を書いたエッセイです。お友達たちと話していて、男女の仲に関する話題になると、ひとり取り残される著者を見ていると、なぜか少し寂しくなってきます。そんな著者が、四十半ばで小唄の稽古を始めたりと、積極的に物事に挑んでいく姿がみられて微笑ましいです。群ようこさんの本を読むのは初めてです。→
2022/12/09
ねこまんま
この人はなによりエッセイが面白い。「飼い猫を抱っこすると創作の歌を歌ってしまう」ネコバカの話があるんだけど、笑えるよ~。 猫飼ってる人でこれやってる人~~~!!?? はい、私も似たようなことやってます。 猫好きの人は、きっと楽しめると思います。
2014/02/02
かもめ
音楽に関するエッセイ。リズム感もあり気分も向上し、とても楽しい。私も小唄と三味線がすきなので、群ようこさんに興味が沸いた。
2019/05/23
sweet november
外出のお供に群さんの本は最適。と言うわけで、朝出かける時に持って出て、帰りの電車で読了。音に関する事だけで本が一冊書けるなんてすごい。読むのはあっという間でも、書くのは何日も費やしたのであろうから。ちょっと古いというか、かなり古い人達が沢山出てきたので若い人にはわからない描写も多いかも。
2014/11/02
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