KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

薫風鯉幟 (幻冬舎文庫 さ 11-10 酔いどれ小籐次留書)

薫風鯉幟 (幻冬舎文庫 さ 11-10 酔いどれ小籐次留書)

薫風鯉幟 (幻冬舎文庫 さ 11-10 酔いどれ小籐次留書)

作家
佐伯泰英
出版社
幻冬舎
発売日
2008-08-01
ISBN
9784344411708
amazonで購入する

薫風鯉幟 (幻冬舎文庫 さ 11-10 酔いどれ小籐次留書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

佐々陽太朗(K.Tsubota)

あれこれ悩み事が多い時に本を読むならばこれ、勧善懲悪ものがよろしい。悪党の所行によって、真っ当に生きている者が窮地に立たされた時、めったやたらと強いヒーローが登場してその悪党をこてんぱんにぶちのめしてくれる。胸がすきます。心が晴れます。スカッとします。そう、そのヒーローこそ赤目小籐次。一升酒などおちゃのこさいさい。忠義を尽くす主(あるじ)はただ一人。思いを寄せる女性(ひと)もただ一人。男の値打ちはやはり力です。強さです。そして同時に大切なものは弱い者への優しさです。それは真の強さの証でもあります。

2012/01/26

TakaUP48

子連れで吉原を訪れた小籐次は、花魁・清琴に約束の新久慈行灯を持参。千両の値でも価値ありとのこと。帰路、鼈甲櫛を盗む直参旗本?の男女に出会い取り押さえる。暫く音信不通だったうづに、寺島村の花大尽の総領息子・由太郎との縁談話が。嫌がって監禁されていたうづを助け出し、小籐次の長屋に匿う。由太郎は、遠州屋にうづの連れ出しを頼み、ありかを探るべく太郎吉を誘拐。小籐次は由太郎を捕まえ人質交換の場へ。太郎吉の首に、百鬼の吉蔵の鎌が!羽織お化けの捨吉の咄嗟の行動で命拾い。うづ災難の件が一件落着。鯉幟が泳ぐ、五月晴れ。

2021/05/21

藤枝梅安

竹薮蕎麦の倅・縞太郎とおきょうの祝言の仲人を務めることになった小籐次は刃物研ぎの生活を続けていた。平井村から野菜を売りに来ているうづの姿がしばらく見えないことを気にした小籐次は平井村を訪ねてみる。大店の跡取りとの縁談で一見良縁に見えたが、実は既に2度の離婚をし、その後も前妻たちと密かに会っているという男だった。縁談を強引に推し進めようとする相手方に対し、小籐次はうづを匿い、手先となってうづを奪おうとするものたちを次々に倒す。

2010/12/20

くまクマ

太郎吉といい捨吉といい、深川の男児が頼もしくなってきた!

2021/04/12

calaf

うづさんの危機!もちろん小藤次は、金銭に関らず救出を目指す・・・

2014/02/19

感想・レビューをもっと見る