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死小説 (幻冬舎文庫 ふ 12-4)

死小説 (幻冬舎文庫 ふ 12-4)

死小説 (幻冬舎文庫 ふ 12-4)

作家
福澤徹三
出版社
幻冬舎
発売日
2008-08-10
ISBN
9784344411807
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死小説 (幻冬舎文庫 ふ 12-4) / 感想・レビュー

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みや

「死」に限りなく近い場所へ誘われ、恐怖を体験するホラー短編5作収録。映画のノベライズ本以外では、初めて読む作家さんだった。表紙で期待したほどには怖い作品が無かったので、ちょっと物足りない。主人公がみんな中年男性で、ホラー×おじさんという組み合わせが新鮮に感じた。身内の葬式が増え、自分の体の衰えを感じることで、「死」を身近に思うようになる年齢なのだろうか。独特な味わいがあった。 寂れた温泉宿に来た男女が不穏の連続に怯える「屍の宿」、介護用品を扱う男性が痴呆老人たちと触れ合う「黒い子供」が面白かった。

2017/10/19

青葉麒麟

短編集でじめっとした湿気と怖さと性が混じりあってる。じわじわした怖さで読んでる最中、ぞくぞくした(;>_<;)個人的には『夜伽』が好き。親戚の綺麗なお姉さんは要注意だわ。

2012/09/04

りず

なぜソレが起こるのか…に、明確な回答は示されないんだけど、その謎さが絶妙で良い感じに不気味さを出していて良かった!好きな感じの、意味が分かると怖い系の作品ばかりで、楽しい短編集だった。やっぱり想像させられると怖いなぁ。

2021/07/12

鬼灯の金魚草

福澤さんの本なので怖いかな?って思って借りたけど、そぉゆうのじゃないって思った。

2016/06/20

ぎん

疲れきった登場人物で読んでいるだけで気だるさを感じる。面白かったのだが、読んでいる間はずっと嫌な気分にさせられるので、苦手な人には勧められない。ホラー的な怖さよりも嫌な面を掘り進めていく生理的な怖さを感じる。

2015/09/09

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