その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫 ほ 5-3)
その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫 ほ 5-3) / 感想・レビュー
mitei
前作のツレがうつになりましての後日談、裏話がメイン。こういう本を出して自分と同じ悩みに陥ってる人、無理解な会社、つれの鬱の深さなど色々知る事が出来て、つれにとってもいい効果を生んでるんだなと思った。
2017/08/02
海猫
前作よく覚えてないけど、内容としてはある程度回復してからのケアや社会復帰がメインといった感じ。全体的に自然なポジティブさが漂っているのが良い。私も人混みやテレビ怖いとか、電車に乗れないとかなってしまったしなあ。うつ病持ちとしてはあるあるネタが多くてその意味でも楽しかった。病気になったらなったで、それなりの生き方模索するのもまた生きがいになるかもね。
2015/09/29
青葉麒麟
著者がツレのためにとった行動が鬱治療のマニュアルに必ずしも沿ってないけど、それでも完治の方向に進んでたのは凄いな。伴侶としての直感だったのかな?鬱病を経験してツレも性格が変わったけど、著者も変わったってのはなんか羨ましくて良いなぁ(*^^*)さすが夫婦。
2012/12/21
ちーちゃん
うつ病が治った後のツレさんの状況が綴られていました。時々再発しつつも薬を飲まなくても大丈夫なくらいに回復された様で安堵しました。うつ病を経験して前とは違った性格になったとのことですが、大らかになられた様な感じで良い方向に変わられたのではないかと思います。本作では、ツレさん視点でうつ病になってどうだったかにフォーカスしている様で、前作に引き続きうつ病の症状や対処法が紹介されていました。うつ病を発症する前のツレさんの性格と自分の性格が一致している部分が多く、自分も気を付けなければと身が引き締まる思いでした。
2023/09/13
Kawai Hideki
「ツレがうつになりまして」の執筆の経緯や、本を読んだ人からの反響/質問への回答、うつ病で手放さなければならなかったモノと、逆に手に入れられたモノ、うつ病の渦中で、夫婦はどのように対処してきたかを振り返った本。そんなに網羅的でもないし、専門的という分けでもないけれど、ツレさんが病気から回復していく「変化」のエピソードは、どれも小さな一歩ながら大きな幸せが伝わってきて、良かった。
2017/03/20
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