女衒の供養―公事宿事件書留帳〈15〉 (幻冬舎文庫)
女衒の供養―公事宿事件書留帳〈15〉 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
25年ぶりに帰ってきた夫。その変わり果てた姿は、何を意味しているのか? 表題作ほか全6編収録。公事宿の居候・田村菊太郎が京の街に巻き起こる難事件・怪事件を鮮やかに解決するシリーズ第15集。「奇妙な婆さま」「牢囲いの女」「朝の辛夷」「女衒の供養」「あとの憂い」「扇屋の女」
2007/10/29
suzu
お供えの並んでいる様子、思うと恐ろしい。
2020/07/30
へたれのけい
思いっきりの「悪」が出てこないですな。だから良い。だから物足りない。 で、読み続けている。
2014/10/26
蘖
安定の読みやすさ。とはいえ表題作のみすっきりしない。捨てられたお定の方に感情移入してしまって、どうにもね。
2012/10/15
くぅ~ねる
1年2か月ぶりに読む。江戸ではなくて京都を舞台にしているので話し言葉も京言葉。読み砕くのに戸惑うものの、馴染みの登場人物達が活き活きと描かれるストーリーにすぐにハマり込んでしまう。今回も公事宿「鯉屋」の居候である田村菊太郎の活躍が素晴らしい。争い事の内容も殺伐としたものではなく、それぞれがよんどころない理由を抱えてのもので、人情味ある話の〆方にいつも読後は爽やかな気持ちになる。
2015/04/16
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