す-ちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)
す-ちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2) / 感想・レビュー
馨
すーちゃん、とても共感しました。友達のまいちゃんにもとても共感します。自分がどうありたいのか、他人からの批評なんて気にしなければ良いじゃないかと思っても、自分らしくあれば良いではないかと思っても、どこか他人と比べてしまう、親たちの言葉に傷ついてしまう、この世代に乗っかったら1回ぐらいはちょっとでも思ったことがあるのではと思います。すーちゃんもまいちゃんも優しいし、仕事も一所懸命頑張っているし、私から見たら十分だと思いますけどね。何か励まされました。
2016/04/17
yoshida
益田ミリさんの作品は共感性が高い。考えさせられる言葉も散りばめられている。すーちゃんとまいちゃんの日常を通じて頷ける場面が多い。また、女性の目線にも気付かされる。まいちゃんの会社での何気ないストレス。すーちゃんの同じように過ぎて行く毎日。世間の同調圧力。このままで良いのか自問自答する。真っ当に努力して生きていれば、それで良いと思う。まいちゃんの選択は正しいのだ。自分探しなどしなくて良い。毎日、頑張っている自分がしっかりそこにいるのだから。多くの人が感じている閉塞感への、解答の一つがある作品。再読したい。
2016/06/05
ダリヤ
とても共感するぶぶんのおおい作品でした。あたりまえやふつうってなんなのでしょう。だれかのふつうやあたりまえがかさなるぶぶんがおおければおおいほどそうでないとふしあわせとおもわれたり、かわいそうとおもわれたり、なんだかなんてきゅうくつなせかいなんだろう。すーちゃんにあえて、このきゅうくつなせかいをおよいでいるのはわたしだけではないんだと、とてもはげまされたきがする。
2014/06/08
しゅわ
【図書館】益田 ミリさんのほかの本がとてもよかったので、まずは代表作…なのかな?の本書を読んでみました。カフェ店員、30代独身 ひとり暮らし、自分探し中?のすーちゃんの毎日を描く一冊。なんともいえない脱力系のほのぼのとした絵柄と、アラサー&アラフォーの働く女性なら共感ポイントてんこ盛りの内容で、うなずきまくりながら、あっという間に読了♪ 友達のまいちゃんとの距離感もイイですね。無理せずちょっとずつ良くなればいいんだ…とホッとすることができました。益田さんの他の本も読んでみよう!
2013/08/05
かずー
独身独り暮らしの女性すーちゃん。軽い内容を想像していたが悩み多き女性でかわいそうになってくる。すーちゃんにいいことがありますように。
2020/12/24
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