欲望解剖 (幻冬舎文庫 も 11-1)
欲望解剖 (幻冬舎文庫 も 11-1) / 感想・レビュー
ゆか
茂木さん発信のマーケティング解説本。ウェブ1.0や2.0なんかの解説は、知らなかっただけに、なるほど〜と思わされました。改めてスモールワールドを開発した人はすごい。友達を6人通過すると、すごい人数で繋がるらしい。確かに大学位なら全員繋がりそう。飲料水を購入する際に2秒で決めるってのも興味深かった。確かにそうかも…。でもカフェに行くと、さすがに2秒ではない…。同じ飲料でも場面が違うとこうも違うんですね〜。
2016/01/24
さきん
マーケティングという、いかに商品を消費者に興味を持ってもらい買ってもらえる関係をつくるかという点に関して、様々な視点から考察する。みんなが作り、消費するようになる、みんなが欲しいものがなくなる、若者は欲望しなくなるという状況がよくわかる。脳科学はそれらしいことは言っているけども特に感銘は受けなかった。
2017/02/09
たかぴ
欲望を脳の面からとマーケターの面から分析した本。この飽食の時代に、如何に商品を買ってもらうかを考えている人たちは人間の不確実さをも理解した上で確実に捉えるために努力しなければいけないとは。脳の中で嬉しさや幸せな感情を求めるので、たとえ冷静に考えれば損であろう宝くじやブランド品も買ってしまう。あと、脳の中で整理整頓されるときに様々な結びつきが意外な発明につながるようである。様々な結びつきで発明や発見をするためにもっともっと本を読んでインプットしていきます。ありがとうございました。
2020/01/03
chieeee-
すごいタイトルですが、内容としてはマーケティングの話です。購入者の欲望にどのように訴えかけるかという内容で、色々となるほど~と思える事があった。そういえば自分もコンビニでじっくりと選ぶ商品はなかなかない。特にインターネットでの買い物ほどジックリ考えなく購入する傾向にある。なのに、なぜか化粧品などはじっくりと選んでしまう。同じ人間が買うのでも、じっくりと一瞬で選ぶなど違いがある事を再確認。
2020/04/20
ケルトリ
今の世の中では『自分が属することが出来る環境を生んでくれるもの』が求められているという。SNSなどは特に顕著。 その他にも「持っているとカッコいい」「ブランドを身に着けるに相応しい私」といったものこそが求められていて、機能の優劣で競う時代ではなくなってきているのかもしれない。
2019/10/21
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