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カリスマ 上 (幻冬舎文庫 し 13-12)

カリスマ 上 (幻冬舎文庫 し 13-12)

カリスマ 上 (幻冬舎文庫 し 13-12)

作家
新堂冬樹
出版社
幻冬舎
発売日
2009-12-01
ISBN
9784344413955
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カリスマ 上 (幻冬舎文庫 し 13-12) / 感想・レビュー

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ナマアタタカイカタタタキキ

神郷宝仙率いる宗教法人“神の郷”は絵に描いたようなカルト教団。プロローグの凄惨な描写に面食らい、ここから親の仇である教団に立ち向かう少年の戦いが始まる…と思ったのは私だけではない筈だ。以後は神郷視点で神の郷の実態が明かされるが、教祖神郷がこの上ない俗物で、その醜態や妙な機転の利かせ方に笑ってしまう。しかし、教祖の右腕的存在である氷室のような怜悧な人物が、杜撰な教義を真に受け(ともすればその聡明さ故に)のめり込む様は、現実の某真理教を彷彿させる。平易な文体で展開も早く退屈はしないので、中巻も読むことにする。

2020/10/30

キムチ

動画的作品。ストーリーは似たような場面とセリフに終始して、感動はもとより、共感も上巻もな~んもなし。人それぞれだろうけれど、読む時間がもったいなく、3分の2でリタイア。

2017/01/30

Gemi

借り物の黒新堂作品の2冊目。初めて読んだ『吐きたいほど愛してる。』のグロさが気に入ったので続けて読んでみた。しかしグロいのはグロいのだが、前作が短編だっただけに今回はダラダラと長く感じた。比喩の表現も独特と言うか、ちょっとチープに思える。この調子で下巻までとなるとちょっとしんどいかな。中巻で目を見張る展開を期待。とか言いながらも下巻までは読むかな。メシア神郷の視点を読むと欲に塗れた人間らしさに反吐が出るが、盲目の子羊である氷室視点を読むとメシアの言動が正しく感じられる。洗脳の恐ろしさ、危険さを垣間見た。

2014/01/07

福猫

ひゃぁ。長かった。読んでいる本に登録したのが9/10。上巻だけで実に一週間近くかけて、やっとこさの読了。面白くないわけではないけど、今ひとつ…ページをめくる手が滞る乗り切らなさ。描写のグロさは新堂さんなので、覚悟ができていたが、荒唐無稽さがちょっとしつこい。次は600ページ弱の中巻…。やっぱり1ヶ月かかるな~。

2012/09/15

じゃじゃまる

ん~~~長い。馳氏の煉獄の使徒から引き続き新興宗教モノ。同じテーマでも毛色は全然違いますね。本作は、なんだろ、人物とか背景の描写が無意味に長いような感じを受けます。ストーリーは単純なんだけど、そのぶん描写がクドイというか、飽きる?途中、ほぼナナメ読み入りました。上巻が終了して、ようやく話の本質に突入という感じでしょうかね。城山家の行く末は、どうなることやら。結局、新堂氏の本質って復讐なのかな。

2014/12/19

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