成功のコンセプト (幻冬舎文庫)
成功のコンセプト (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
キジネコ
楽天というブランドが、たった二人から始まって世界6位のインターネット企業に成長する過程で 彼がしたこと、これからしたいことが 綴られています。読んでいて村上龍の文章を錯覚しました。本当に彼が書いたのか?と勘ぐりたくなるほど流麗で饒舌、カリスマの面目ですね。普遍的な真実をシンプルな言葉と引用で伝えます。尚且 その言葉が共感を生む。紹介されたエピソードも肌が泡立つほどドラマテイックで効果的。読み物として自立し、取り上げる話がリアルなだけに凄みを感じます。唯の成功譚であればイヤミなだけですが この本は違う。
2013/10/08
大地
楽天という会社に込めた思いがよく伝わってきます。トップが明確なビジョンを持ち、徹底している企業は強いなと感じました。三木谷氏の仕事への哲学が簡潔にまとめてあり、とても興味深いです。顧客満足度の最大化、圧倒的なスピードの重要性等、非常に参考になります。
2014/11/08
まめタンク
2013年12冊目。楽天がサービスを世紀末の頃、誰が今のようにネットであらゆる物が買える時代になると想像しただろう。サービス開始当初は参加数が3軒という散々の結果だった。しかし、地道な努力と根性でそれを乗り切った。三木谷社長は、仕事に対する価値観として、こんな言葉を綴っている。「面白い仕事は無い。仕事を面白くする人間がいるのだ」たぶん、大学3年生がこの本を読んだら、就職試験の候補に間違いなく「楽天」を加える。とても読みやすく、仕事に悩むビジネスマンの方にはオススメ、すごくいい本です。
2013/01/15
Jun
三木谷さんのビジネスに対する考え方を著した本。好き嫌い分かれそうな考え方ではあるが、納得出来るポイントが多かった。日本発、世界一のインターネット企業を目指す会社として、今後の動向に注目していきたい。
2020/09/22
柊
グーグルはとにかく手数を多くしてコンテンツを生み出している。それが受け入れられるかどうかは自然に任せる。マイクロソフトは自分が良いと思ったものを、誰かが良いと思うまで改善し続けている。とにかくスピードを限界まで上げる。ただひたすらに速度を上げる。
2019/02/08
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