聖地へ (幻冬舎アウトロー文庫 O 23-8)
聖地へ (幻冬舎アウトロー文庫 O 23-8) / 感想・レビュー
k.m.joe
家田さんは恐い女のイメージが先行していて、メディアからバッシングを受ける事が多かった。実は少女時代からコミュニケーションが取れない女性だった。ライター業を始めても突っ張っている一面が有った。行(ぎょう)を通じ厳しい自然と向き合うことで本来持っていた人々への優しさを心に根付かせる事ができ、僧侶にまでなられた。本書の中では繰り返しの部分も多々見られるが、それがそのまま筆者の心が逞しく透明に成り代わっていく過程に読み取れる。人生とは、成長とは・・・永遠の問いの、シンプルだが奥深い答えに出会える。「聖地」は自然に
2010/02/19
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