別ればなし (幻冬舎文庫 と 1-20)
別ればなし (幻冬舎文庫 と 1-20) / 感想・レビュー
たっきー
タイトル通りのストーリー。お互いにパートナーがいる男女の別れ話は当人だけではなく、周りも巻き込むから大変。好き嫌いだけではないごたごたが面倒そうだ。携帯ではなく固定電話で連絡してるところが、昔のストーリーっぽい。(と思ったら1999年に出ていた作品だった)
2016/02/02
フリル
恋愛って疲れる。
2020/06/25
まどか
登場人物それぞれがみんな自分勝手だと思ったけど、恋愛に関してはみんなそんなものなのかとも思う。途中から千奈の姉にも絶対何かあると思って読んでいたが、大したことの無い過去だった。高ちゃんと陰で付き合ってるとか、もっとドロドロしたものかと勘ぐってしまった。出だしがいきなり別ればなしで、面白そうと期待していたが、どこかで読んだようなエピソードばかりで少し期待外れだった。細かい描写は素晴らしく、どの場面も服装や様子が目に浮かぶ。相手の些細な動作で恋が冷める瞬間の描写がリアルだった。
2018/10/21
yuyu
ずっと積読だった一冊。意外とアッサリ読了。タイトルから想像するのとは違って、全体的に消化不良でした。「別れる」って、現実ではもっとパワーがいると思うんですが…。
2014/09/04
KT1123
冒頭から主人公が、同棲相手に「別れてほしい」と始まる、男女の別れにあたってのあれこれ満載な小説。藤堂さんの書く恋愛ものには、伴侶のいる相手との恋愛沙汰が多い気がする。でも、恋愛そのものを書くというより、人間心理とか社会を描き出すのに、恋愛というシチュエーションが適しているから使っている、という感じがする。
2021/03/10
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