ペンギンと暮らす (幻冬舎文庫 お 34-1)
ペンギンと暮らす (幻冬舎文庫 お 34-1) / 感想・レビュー
ミカママ
小川さんのペンギンシリーズ(勝手に命名)の栄えある一作目。彼女のエッセイはいくつか読んでいるというのに、今ごろになって原点に戻ってきた感じ。つくづくスローライフ、そして「堅苦しくない」エコをちゃんと実践していらっしゃる方だなぁ。美味しそうなお料理、小まめに手を動かす生活、そしてヨガやお着物。真似はできないことも多いけれど。文章からペンギンさん(小川さんのご主人さま)との幸せそうな生活が垣間見えて、こちらまで嬉しくなる。
2019/10/06
SJW
小川糸さんが自然に生きることを実践しているライフスタイルについてのエッセイ。ペンギンと暮らすのが夢だった小川さん、それは難しいので一緒に暮らす夫をペンギンと思うことにしたとのこと。日毎に綴られるエッセイ(日記?)はとてもシンプルで、初めはオチは何?と突っ込みそうになったが、慣れてくると料理のように化学調味料ばかりの料理より自然が一杯の料理の方がしみじみと美味しく感じるのと同じと思えるようになった。「食堂かたつむり」にも出てきたような料理が紹介され食べてみたくなってしまった。(続く)
2019/01/10
zero1
食と自然、選挙に病気、ヨガ。「食堂かたつむり」の小川による日記形式エッセイ(元はブログらしい)。飾らず日々の生活で気がついたことを書く。【小説というのは、砂で形を作るようなもの】は名言。ペンギンとはギタリストの夫を指す。ベビーコーンとアスパラの天ぷらが美味しいとは知らなかった。試す価値あり。「お神酒」の意味は初めて知った(後述)。本書に登場する本「little DJ」は映画化されている。忘れないよう登録。地味だが、こんなエッセイがあってもいい。
2019/10/22
初雪ハロー
ほっこりしました。一気に読了しました✌️
2019/01/14
優希
夫のことをペンギンと思うことにする感性が可愛らしいと思いました。糸さんの毎日は素敵な感性で成り立っているのだなと感じます。日々を大切にしたくなりました。
2017/12/26
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