最も遠い銀河 1 (幻冬舎文庫 し 14-9)
最も遠い銀河 1 (幻冬舎文庫 し 14-9) / 感想・レビュー
佐々陽太朗(K.Tsubota)
”光、生まれる朝。 光、支配する午後。 光、眠る夜。 生まれいでたる光輝かざれば、夜の闇に朽ちるのみ。 一瞬の光は永遠の輝きをもって遠い銀河に眠る。” 日陰に落ちた種子は、どんなに頑張っても光の中で花を咲かせることはできないのか。夜の闇に朽ちるしかない運命なのか。なんとか光の支配する午後を手にして欲しいと心から願うが、何故か先行きを憂えてしまう。この切なさこそ白川道のテイストなのだが・・・。あぁ・・・。
2015/07/05
相田うえお
★★★★☆ 登録忘れ。読友さんの見てたら「あっ!」と思い出しました。ありがとうございます。長いけど引き込まれる作品でした。
UK
初読みの作家さん。SFかと思って読み始めたら、貧しい出自の建築家の野望と復讐の物語だった(笑)。昨年、ドラマ化もされてたんだね。結構厚い本だが没入してすいすい読める面白さ。あえて言えば「まるで小説のような」偶然や出来過ぎの設定がちょっと多すぎ、ですかね。美男美女ばかりだし。でもお話としてはとても楽しませてくれるので、気にしないことにしよう。全四巻あるが、当然次巻へ。
2014/04/30
Aiichiro Nakajima
天国の会談とちょと被る部分がありますわね?そうしゅんになったら春をよもーかと?
2017/12/02
ヨーコ・オクダ
文庫本4分冊の1冊目。お宮入りになった小樽の海での女性死体遺棄事件。捜査当時わからなかった、遺体が身につけていたユリの花を半分に割ったペンダントの作者がテレビに出演し、それにまつわるエピソードを語る。その番組を偶然見た元刑事・渡の運命の歯車が動き出す。一方で、ペンダントの片割れの持ち主である建築家・桐生の運命の歯車も動かされることになる。小樽の海に眠らせた美里と瓜二つの女性・茜と出会ってしまう。しかも彼女は、美里を死に追いやった男・淳介の妹やて!?このドロドロの材料、白川センセがどう調理するか楽しみ。
2016/12/23
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