ラストプレゼント (幻冬舎文庫 は 19-1)
ラストプレゼント (幻冬舎文庫 は 19-1) / 感想・レビュー
はつばあば
女だから家庭に収まらねばならないとか、子供を育てるのは女でなければならない・・そういう事を一切、離婚という形で仕事に情熱を燃やす平木明日香。男であれば当たり前の仕事一筋も、女ではそうもいかない。努力も結果も人生を左右する。明日香の努力が仕事を成功に導き人をも惹きつける。そんな脂ののった人生に思わぬ落とし穴。人はどのような終焉を迎えるのだろう・・。そう、優しい、愛おしい、人に、家族に囲まれ・・悔いのない今日を、明日を過ごしていきたいと思わせる本でした
2015/08/17
君島 嵐士
家族より仕事を選んだ明日香。 一級建築士として、順風満帆な生活を送ってきたある日、余命3ヶ月と告げられ捨てた娘に会いたいと思い始めた。 しかし、元夫は再婚をすると話す。 邪魔をしてはいけないと思いながら、明日香は娘の前に現れる。
2020/07/19
まる
好きだったドラマのノベライズ。読んでいて、意外に覚えているもんだと自分に感心。物語の終盤で「ラストプレゼント」の意味を改めて考える。人間死ぬ時には、周りの人に笑顔で居てもらいたいものだ。まっすぐに生きて、ちょっとした出会いがあれば、いい人生だと思えるんだろう。
2010/09/14
響
親子関係とか恋愛関係とか病気とか。 うん、良い物語でした。
2016/07/05
つばめ
限られた命との向かいかたを考えながら読みました。家族のありがたみや、孤独感との葛藤、私には耐えられず逃げて後悔だけが残りそうな気がしたり…
2014/12/27
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