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御鑓拝借〈新装版〉―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

御鑓拝借〈新装版〉―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

御鑓拝借〈新装版〉―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
幻冬舎
発売日
2011-02-09
ISBN
9784344415980
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御鑓拝借〈新装版〉―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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二分五厘

居眠り磐音シリーズも尽きてきたので他のシリーズも、と思い手を出したんだけど、のっけから主人公のタイプが全く違うなぁ(笑)磐音が″涼やかな面差しの偉丈夫の青年剣士″であったのに、この赤目小藤次は″矮軀で大顔に大きなパーツが散りばめられた五十手前″と散々。おまけに酒かっくらってやらかし、豊後森藩下屋敷厩番の任も解かれるという書き出し。だがそこには、来島水軍流の剣腕で果たさねばならぬ秘めたる想いがあった。傷を負いながらも孤独な戦いを続ける小藤次の執念と忠義。磐音とはまた違う格好良さを感じさせる主人公です。

2023/09/03

ichi

【図書館本】第1巻を読んでしまったので、全巻を読破しなければ…。佐伯先生のシリーズ本はやはりどれも面白いです。珍しく見た目もイマイチなおじさま浪人が主人公でありますが、やはりとても強い!読んでてスカッとします。『居眠り磐音』と被る部分もありますが、浪人の立場となっても藩主から陰ながら信頼されており、この先どう展開していくのか?楽しみです。

2016/10/22

kinupon

流れるようなスピード感があり、楽しめました。まだまだ話としては長いのでゆっくり読んでみようかと思います。

2014/03/04

オレンジ。

男性作家ということもあり、気乗りがしなかったが面白い!主人公の小籐次に華はないが来島水軍流の遣い手で滅法強い。最近、繋ぎに読んでいたシリーズものの主人公が弱い。後を付けてもいつも見破られてやられる。肝心な時には強いがそれではダメ。読んでいてイライラ(笑)やはり強くなければ。。。元・主君の為に一命を投げ出した小籐次に、一巻目から情が湧いた。このシリーズものは面白そうだ。

2014/12/20

kazu@十五夜読書会

酔いどれ小籐次留書シリーズ一巻。『たったひとりで大名行列を襲撃する剣豪』背が低く風采の上がらない中年の下屋敷の厩番・赤目小籐次は、恩のある自分の主君が辱めを受けたことを聞き意趣返しを決意。大酒飲みで失態を犯し豊後九重藩から奉公を解かれた。その後、小籐次は単身で四家の参勤交代の行列を襲い、槍持ちの御鑓を奪う。小籐次は、亡き父から秘伝の一子相伝の来島水軍流の秘剣を授けられていた。主人公が風采の上がらない中年で佐伯さんのシリーズでは異色、つい応援に力が入りますよ。ドラマ化の竹中直人さんはイメージがピッタリ。

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