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真夜中の果物(フルーツ) (幻冬舎文庫)

真夜中の果物(フルーツ) (幻冬舎文庫)

真夜中の果物(フルーツ) (幻冬舎文庫)

作家
加藤千恵
出版社
幻冬舎
発売日
2011-02-09
ISBN
9784344416178
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真夜中の果物(フルーツ) (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

やっぱり加藤千恵さんのショートストーリー+短歌の作品好きだなぁ(´▽`*)とっても良かったです♡加藤千恵さんの作品を読むのは8作目。37のショートストーリー*切なくなったり、キュンとしたり読みながら、いろんな気持ちになりました♪その気持ちわかるなぁってことがあったりして、切なくて数回ウルウルしてしまいました(இдஇ; )とっても短いお話でサラッと読めます!加藤千恵さんの作品は日常に普通にある出来事を上手く切り取られていてとてもリアル!それぞれのお話の後に書かれている短歌も素敵♡お気に入りはコメント欄へ♪

2015/10/19

優希

短い恋愛のショートストーリー。ほんの数ページの物語なのに、無数の恋があって、ギュッときたり、グサリと刺さったり、本当に色々な恋愛の色を見せてくれます。各話の後に添えられた短歌が物語の余韻を残しているようでした。何も限定しないからこそ惹かれるものがあります。物語に吸い込まれるような。久々に加藤千恵さんを読みましたが、やっぱりこの人の感性や言葉が好きだなと思いました。

2016/02/29

kana

ままならない、わりきれない、満たされないもやもやは、気付かぬうちに蓄積し、日常の些細な瞬間に溢れてくる。そんな一コマを切り取った短篇と短歌の詰め合わせは期待していた通りに胸がきゅーっとなる。とても好きな感じ。著者もあとがきで言うように《スタートでもゴールでもない場所》にいる私たちにはハッピーエンドもバッドエンドもないから、《いつの日か消えちゃいそうな感情を今は抱えて歩いていたい》と私も思う。小説の中にわかると思える感情が増えていく今日この頃、年をとったなーと思うけど、豊かな人生を歩めているのかなとも思う。

2019/03/09

なんといっても、1作品4ページぐらいからなる短編でどんどん読めました。短いのに、とても深いです。

2012/05/27

♡手乗りタイガー♡

だいたいこんなに本自体が薄いのに目次見てビックリした!多っ!何分で読み終えた…?wでもでもいい意味で消化不良!もっと読みたいのにどうしてこんなに短いのさ…みたいな?でもこの短さだからこその、もどかしさと余韻なんかなー…。どの話も切なくて不器用で短歌が切なくて、超短編ながらもひしひしと登場人物の感情が伝わってきて…最後のシメの短歌の的の得方はすごいな、って思った。当たり前の感情やのに、自分だってこういった経験あるのにこう…あらためて客観的に読まされたら「あっ…」ってなるみたいな!

2014/02/05

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