パラシュート (幻冬舎文庫 や 13-11)
パラシュート (幻冬舎文庫 や 13-11) / 感想・レビュー
夢追人009
山田悠介さんの国際謀略サスペンス+若者の生き残りサバイバル小説の力作ですね。著者の作品は映画化が多いとの事ですが、本書は全く架空の話とは言えアジアで戦争が起きて日本が参戦し先に仕掛けて来たA国を迎え撃って攻撃し人民を殺戮しているという超過激な内容ですので、どう考えても実現は不可能でしょうね。非情な悪の首相・村田は勿論あの有名演歌歌手とは無関係ですが警察も悪事に加担するなんて丸で一昔前の様な話ですね。主人公の賢一は亡き友・光太郎の夢のお告げと強運に助けられテロリストと首相に執念の復讐を挑む姿が天晴でしたね。
2020/12/05
えみ
なぜタイトルがパラシュートだったのか。たくさんのワードが出てくる中であえてパラシュートを選んだ理由。考えれば考えるほどその深さに唸る。私の憶測でしかないけれど、きっとパラシュートは絶望であり悪夢であり、希望であり命綱であるからではないか。彼はどんな未来に降り立つのか。突然敵国テロリストに拉致され、思いもよらないところからも命を狙われることになった大学生の賢一。「復讐」という言葉に突き動かされ、彼は戦い抜く決意をする。結末は読者であるこちら側で責任もって預かった!それでどうなった?の数多の可能性を信じたい。
2022/05/19
とも
「親指さがし」に続いての山田悠介。 物語展開にスピード感はある。いや、スピード感しかない。深みがない。登場人物の誰にも入り込めない、背景が薄い、展開速度に重きを置く為か突飛で軽い。 もう色々と突っ込みどころが満載なんやけど、特に最後の方なんか、話が強引すぎて… いや参った。次はないなぁ。
2019/04/13
有
ある人から、読まなくていいと思うと言われたけどお借りした本。本当に読まなくてもよかった。中学生の頃リアル鬼ごっこを読んで面白いと思ったが、やはり人の好みは移り変わっていくものですね。
2012/09/01
Yuri
ちょっと酷い。いろいろ短絡的すぎる。文章も稚拙だし、展開にもひねりがないし。 表紙絵がワカマツカオリさんでなければ絶対に読まない。
2019/07/04
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