黒の狩人(上) (幻冬舎文庫)
黒の狩人(上) (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
W-G
シリーズも、ここから先の二冊は未読。この本の刊行当初も、出たのは知っていたが、佐江がメインらしいのを見て興味半減。さらに、たまたま当時は中国絡みの本を連続して読んでいたので、もうゲップが出ていたこともあり、そのままフェードアウト。今あらためて読んでみると、食わず嫌いは良くなかったと反省するほど面白い。過去二作以上に視点の幅が出ており、事件の行方が気になる。しかし、やはり佐江には誰か強烈な主人公の相棒ポジションを貫いて欲しかった気持ちも強い。それ抜きだと狩人シリーズである意味も薄れる気もする。
2019/12/20
竹本明
読み終えてから「狩人シリーズ」の三作目と初めて知る。話しの展開が非常によく、また面白い。時間を忘れて先の先が気になり、一気に上巻を読んでしまった。ひとつ気になるのが、中国人の名前がなかなか難しい。正直何度も、何度も名前を確認してしまった。引き続き下巻を読みたい。
2020/03/29
はにこ
今回は佐江が主人公。中国人連続殺人事件を謎の中国人、毛と探る。中国人がめっちゃ出てきて混乱。暴力団も出てくるけど、何せ中国人が得体が知れなくて怖い。毛はヒョロくて弱いのかと思ったらめちゃ強い。本当に味方なのかも分からない。こんな新宿を沈静化できるのか、下巻も楽しみ。
2024/11/19
GAKU
狩人シリーズ第3作上巻。再読。1作、2作同様内容全く覚えていないので、佐江の今回の相棒、中国人の毛の正体が気になる。引き続き下巻へ!
2021/01/06
はつばあば
時代の移り変わりでしょうか・・鮫島さんの時より中国系マフィアが新宿を牛耳っていて、日本のやくざがしょぼくれてるなんて世も末よと大沢さんに文句の一つも言いたいが・・これが現実かもしれない。佐江さん主役で頑張っているのですが、如何せん中国語ができない。なんだかややこしいところから補助要員に「毛」なんて吹けば飛ぶような男の子をあてがわれた。佐江さんの周りでは沢山の人が死んでいった北のマタギの章。毛ちゃんと美人の外務省職員を守っていけるかしら。中国は赤なのに・・反政府は黒?。スタンダールをもじった?
2015/09/25
感想・レビューをもっと見る