ブラック・ローズ (幻冬舎文庫 し 13-19)
ブラック・ローズ (幻冬舎文庫 し 13-19) / 感想・レビュー
ヤジマ
主観点 7.2/10 開始3ページで主人公の父親が自殺したので黒確定かなと思っていたら、案外そうでもなく。白新堂さんを読んだことがないのでこれが何色なのかよく分からないのですが、感覚的にはグレーくらいでしょうか。復讐に駆られる女性があらゆる手段をもって仇を追い詰める。これでもかというほどにリスクを顧みない姿勢は、もはや清々しくすらありました。しかしながら、ドラマの視聴率で40%超えとはやり過ぎではないだろうか。題名から半蔵クラスを期待していたので、拍子抜け感は否めず。読む手は止まりませんでしたが。
2019/12/22
青葉麒麟
意外とアッサリとした内容だった。大手プロダクションのごり押しキャストを《行政》って言うんだ!!実際こうなのかな?もう一寸どぎつかったら良かったのに(((^_^;)
2012/05/23
Zann
『殺し合う家族』しか読んだ事がない新堂さん。グロすぎて二作品目を躊躇していたのですが、この作品は大丈夫でした(´▽`*) 自殺した芸能プロデューサーの父親の復讐劇なんですが、嘘とハッタリで視聴率を稼げるドラマを作っていく。確かに上手く行きすぎ感はあるんですが、先が気になる展開だし、『本当の話ですよ』って言ってるわけでもないので許容範囲(*^m^*)面白かったので、苦手意識をやめてまた新堂さんに手を出してみよう(๑•̀ㅂ•́)و✧
2015/08/14
007
面白く読めた。父親の仇を討つ為にプロデューサーになり、仁科を追い詰めていく唯。しかし、あんな裏付け調査しないでスキャンダルとかすぐ載っちゃうのかね。出来過ぎな部分も多々あるし、唯が所々中途半端に女を出してくるのも不快感。唯みたいな女は好きじゃないね。
2017/03/13
Masaru Yamada
自殺した父親の仇を討つため、サクラテレビの敏腕プロデューサー・仁科に宣戦布告する番組制作会社プロデューサー・唯が嘘、恫喝、ヤラセなど手段を選ばす泥仕合を仕掛ける。黒新堂作品かな?と思って読み進めると唯の恋愛が出てきたり、白新堂のエッセンスも盛り込んだミックス作品。 ただし、唯の頭の良さは際立っており、嘘がバレて窮地に陥った時もハッタリだけでなく相手を説き伏せていくような交渉をしていく。 読みやすい作品で3時間もあれば読了できるが、新堂作品としてはインパクトが弱い感じがする。
2020/05/12
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