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君が降る日 (幻冬舎文庫)

君が降る日 (幻冬舎文庫)

君が降る日 (幻冬舎文庫)

作家
島本理生
出版社
幻冬舎
発売日
2012-04-12
ISBN
9784344418431
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君が降る日 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

冒頭でいきなり恋人を亡くす、という題材がわたしの好みでないのと、やはり世代の違いを感じてしまう作品だった。主人公の女の子たちが、わたしとは対極にいる感じなのも馴染めなかった原因かな。あとがきで角田さんが描いていらっしゃるように、島本さんの「静かな」文章は好き。直木賞作品はいつか読んでみたい。

2018/09/16

❁かな❁

とっても大好きな作品に出逢いました♡切なくて綺麗ですごく好み(´▽`*)3編の恋愛短編集。どのお話もお気に入り♪島本理生さんの作品を読むのは3作目。その中では一番好き★島本さんの書く文章はいつも静かで綺麗で素敵*一行一行丁寧に大切に読ませてもらいました!『君が降る日』では死も絡んでるので切なくて涙し『冬の動物園』では年下の男の子との恋のお話でキュンとして『野ばら』では男友達とのお話でまた切なくなりウルウルでした(இдஇ; )作中に出てきた谷川俊太郎さんの詩も気になります!島本さん更に大好きになりました♡

2015/10/07

3作とも登場人物が若いので懐かしい感情も蘇ったりしながら読めました。恋人の死がテーマの表題作は重かったです。忘れることが出来ない記憶や気持ち、自分が知らないところでの相手の思い、遺された自分の未来、繋がりのある人たち全員が死を乗り越えて強く生きてほしいと願ってしまいました。『冬の動物園』は可愛い話で1番良かったです。森谷くんは良い男すぎて、高校生とはいえあんな子がいたら確実に惚れると思います。悲しい時に適度に寄り添ってくれたり、自然体でいるだけで気遣いが出来る男性は素敵ですね。

2018/09/09

じいじ

表題作【君が降る日】の中編と2編の短篇構成。表題作が面白く、読み応えがありました。若者の「死と再生」をテーマにした、とても切ない恋の物語です。愛する恋人を突然の自動車事故で失ったら―その彼を忘れるのに、どのくらいの年月が必要なのだろうか。読み手に、残酷なまでにぐいぐい斬り込んでくる迫力に圧倒されます。2冊目の島本理生。初読みの詰まらなくはないのだが、今ひとつしっくりこなかった『RED』を読み直すとともに、他の作品も読んでみたくなりました。この度の直木賞受賞は、必然の結果だったのだと思っています。

2018/07/26

のんき

とっても切なかったです。大好きだった恋人が亡くなったら、わたしもつらいと思います。志保も彼を亡くし、悲しいし、寂しいんだろうなと思いました。これからもずっと彼と一緒にいて、いろんなところに行ったり、食べたり、遊んだりしたかったのに。彼の匂い、声、しぐさ、忘れられないよね。でも、死なないで、生きなきゃ!なんとか立ち直って生きていってほしいな

2018/01/06

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