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花と流れ星 (幻冬舎文庫)

花と流れ星 (幻冬舎文庫)

花と流れ星 (幻冬舎文庫)

作家
道尾秀介
出版社
幻冬舎
発売日
2012-04-12
ISBN
9784344418530
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花と流れ星 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ehirano1

真骨頂(?)のホラーはほぼナシ。初題の「流れ星の作り方」は良かったなぁ。私はてっきり少年は○○と思ってたよ。次は3人の長編をお願いしたいです。

2024/06/30

夢追人009

道尾秀介さんの初期作で名探偵・真備と助手・凛とホラー作家の道尾さんご自身が活躍する秀作ミステリ短編集ですね。正面切ったフーダニットはない物の人間心理の盲点を突いた異色のトリックが新鮮でどの作品も読後の余韻が素晴らしいですね。『流れ星のつくり方』最終行の騙しの衝撃。『モルグ街の奇術』道尾マジック!消えた腕は何処へ?『オディ&デコ』風邪でダウンの真備の代役で道尾さんが大活躍。子猫と鼻声の話。『箱の中の隼』妖しい宗教法人施設で道尾さん恐怖と苦難の一夜。『花と氷』孫娘を死なせた老人男の錯乱の罠を見破る真備の慧眼。

2019/11/15

KAZOO

道尾さんの初めての短編集です。「背の眼」よりも読みやすそうなのでこちらを先に読みました。5つの短編が入っていて結構パズル的な感じのもので私にはフィーリングが合う読みものでした。あまり恐怖的なものはなく読んだ後の感じもいいと思います。特に「流れ星のつくり方」「モルグ街の奇術」はいいです。「まほろばシリーズ」と同じ町田に事務所があるのですね。

2016/01/07

yanae

道尾さんは『向日葵の咲かない夏』を読んで以来久々の作品。真備霊現象探求所に集まる依頼人たちとの物語。霊現象といいつつ、実は亡くなった奥さんに会いたいからこの事務所を開いているということもあり、霊というよりミステリーの色合いが強く、ホラー苦手な私でも楽しめました。 どうやらこの作品「真備シリーズ」として長編が2冊ほど出ているよう。この本だけでも十分楽しめますが、そっちも読んでみようと思います。 読みやすく、道尾さんの印象が変わった作品でした。

2013/09/03

りゅう☆

友人の両親を殺した犯人はどうやって逃げたのか?早く病気が治るといいね。/マジシャンの右手はどうやって消えたのか?まさかの真備が推理ミス?右手が無事でよかった。/猫の幽霊の正体は?なるほどオディね。鼻づまり酷いな笑。/怪しげな宗教団体で道尾は殺害現場に遭遇?流されまくりやな。/自分のせいで死んでしまった孫。これは生きてて苦しい。真備、道尾、凜の元にやってくるちょっとした謎。見事な推理力とあっと驚く展開が楽しめるもちょっぴり切ない気持ちにもなる。相変わらず道尾は残念な人だなぁ。またいつかこの3人に会いたいな。

2021/10/03

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