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身代わり (幻冬舎文庫)

身代わり (幻冬舎文庫)

身代わり (幻冬舎文庫)

作家
西澤保彦
出版社
幻冬舎
発売日
2012-10-10
ISBN
9784344419315
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身代わり (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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W-G

前作から間が空いたせいか、パッと読んで熱量の違いを感じてしまい、これはマズイやつかと思ったが、むしろシリーズの中でも好きな部類に入る一冊だった。謎の提示の仕方と心理ミステリ部分のバランスが良い。『スコッチゲーム』などは心理面に比重をおきすぎて、あらすじにあったミステリ部分がすべて披露されたのが物語のかなり後半。そういう構成のアンバランスさをこのシリーズでは感じる事が多かったが、コレは上手くまとまっている。前作で感じたタックとタカチの関係の危うさも、途中までは感じたけど、終盤で何事もなかったようにリセット笑

2017/12/07

ダイ@2019.11.2~一時休止

匠千暁その9。時系列的には依存の後でボアン先輩がメインに動く。前にどれかのあとがきで10冊を予定しているみたいにあったような気がするけど新刊はでるの?

2015/09/25

buchipanda3

タック&タカチシリーズ長編。前作の内容が強烈だったので、そのどんよりとした余韻が戻ってくるのを感じながら読んだ。そんな時はやっぱボンちゃんだよなあと。彼のセリフを読むとホッとする。このシリーズの真の主役はボンちゃんだよ。うん、ほんとに。タックの最後の推理が炸裂するまでは…。一見、無関係に思える二つの不可解事件。犯行の状況が分かるにつれてますます謎が深まるが、ボンちゃんの恋慕パワーもあって意外な事件の構図が浮かび上がる。異様な"身代わり"を切っ掛けがこんな事態を生むとは。4人の活躍を描いた新作を待つ。

2019/10/25

hnzwd

タック&タカチシリーズ。読みそこなってた旧作を穴埋め。時系列で前作になる『依存』からのタックの復活。タカチとの仲が一段深いものになった時期の話でした。事件の動機に共感できないのは相変わらず。犯人の心情が一切描かれない点が、人間の闇を覗かせられているようで余計に嫌な気持ちに。トリックはきっちり驚かされるものでしたが、、心情的にたどり着けない真実という感じでした。シリーズが時系列に沿っていないので、違和感無く読むことができました。

2017/02/16

papako

タック&タカチシリーズ最新長編。だけど6年前。『依存』後のタックの再生のきっかけの物語。二つの殺人事件が交差して、タック&タカチがボアン先輩とウサコと再会する。事件は、男の身勝手と女の恐い嫉妬が元で、さまざまな『身代わり』ができあがり、無責任な想像が真相にたどり着く。ただ、エピローグがないので事件の結末はわからない。タック&タカチはおいてけぼりで、どちらかというとボアン先輩と刑事さんたちが活躍。解説にあるように安槻シリーズって言った方がいい感じ。

2015/09/05

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