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植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

作家
有川浩
出版社
幻冬舎
発売日
2013-01-11
ISBN
9784344419681
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植物図鑑 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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れみ

久しぶりに読んだけどやっぱり良いなあ。キュンとしてなんか泣きそうになる。そしてお腹が空く…!ノビルのパスタとフキの混ぜご飯食べたい(^o^)物語に登場する植物の写真が載っててほんとの植物図鑑みたいなところもちょっと良い

2013/02/23

seacalf

オレのようなやさぐれ男が読むにはふんわかほんわかした甘味成分がたっぷりすぎる恋愛小説だが、作者自身ですらあとがきで認めてるその甘ったるさを乗り越えれば、割と良く出来た小説だと思う。イツキのような料理が上手い植物オタクが行き倒れていたら自分でも拾っちゃうだろうな。身近な野草に触れて四季を感じられて、しかも美味しく食べられるなんてとても幸せなことだもの。ノビルのパスタ、ユキノシタの天ぷら等、絶品料理のレシピも巻末に掲載。少々ファンタジー展開であるのは否めないが植物図鑑としても楽しめるのだから許容範囲だ。

2019/06/24

遥かなる想い

そう言えば、長い間 図鑑という ものを見ていないなと感じていた。 ネットの時代..調べる楽しみが手軽に なりすぎたのかもしれない。 さやかとイツキの物語。 あり得ない設定から始まる今時の二人の物語は 軽快で軽いのが気持ちよい。 まるで図鑑のように植物写真で覆われた この本、花好きにはたまらないのだろう。 植物を散りばめながら 日本の風物詩を 季節の移ろいを描いている、そんな本だった。

2016/06/11

しゅわ

【図書館】半年ほど前に単行本を読んで以来の再読になります。いやぁ~ベタ甘は覚悟していましたが、やっぱり悶絶モノですね。当然先の展開は知っているハズなのに、気付けばさやかと一緒に切なくなって、応援していました。何度読んでも、後日談の2編がいい味をだしてます。イツキみたいなスーパーマン、私の周囲にも落ちてないかなぁ………。かわいらしい表紙と植物の写真がそのままだったのが何より嬉しかったです♪ 巻末レシピの「野草の量は基本的に勘で」ってトコロがいいですね。

2013/03/17

ミカママ

映像鑑賞済み。食にこだわりのなかったさやかが、ある晩、凍え死にしそうになっている青年を拾ったら…。お伽話なので、諸々の無理のある設定には目をつぶって。野草が次々と食卓を飾っていくさまが、なんと言ってもこの作品の魅力。子どもの頃、祖母が教えてくれたよもぎ摘みの楽しさを思い出させてくれたり。冒頭の写真も嬉しく、ポケット図鑑もひとつ欲しくなったことである。

2021/02/01

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