銀座缶詰 (幻冬舎文庫)
銀座缶詰 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
馨
益田ミリさんのエッセイ。毎日ちょっとずつ読んで楽しめました。今回は、ミリさんの日常でのちょっとした出来事メイン。仕事でもプライベートでも、変わった人ってどこにでもいるものだと思いました。ミリさんの話を読むと自分の人生も振り替えって改めて考えるきっかけになります。年齢を重ねることによるどこもなく起きる不安などは共感しました。
2016/08/19
zero1
飾らない正直な40代女性が共感を呼ぶ。動きの少ない漫画「すーちゃん」で知られる著者のエッセイ。共感したのが住民税の誤配達。電話で謝らないのはいかにも役所(後述)。感じの悪い店員にはどう対応するか。【大切にされた成分がしみこむ】には声かけの大切さを再認識。地域の目と声掛けがあれば社会は変わる。311と節電、30歳の記念で脇の永久脱毛など赤裸々に書く。でも彼女はパワフル。仲間と夕食の後お茶とシュークリーム、卓球にボウリング、そして中華の後カラオケ。夜明けまで遊べる元気に源は何?
2019/10/10
AKIKO-WILL
益田さんのエッセイは好きです!等身大の自分で良いんだと読んでいて共感できます。銀座缶詰と聞いて、何だろう?と思ったけど銀座ホテルで缶詰して執筆する益田さんが可愛らしい!チョット贅沢で良いな!
2015/05/29
しゅわ
【図書館】独身女性達の共感を呼ぶ脱力系漫画&エッセイの益田ミリさん最新作。この2年ぐらい、Webマガジンや朝日新聞に掲載されたエッセイをまとめた一冊です。特に今回は40歳を越える体調の変化や健康ネタが満載。若い女性に配られるポケットティッシュをもらえなくなったとか、夜遊びしつつ体力温存考えちゃうとか、あるあるネタが満載です。小さく書かれた「人気作家」の文字に反応しちゃうところとかかわいいなぁ~ オススメは「大切にしてもらった成分」のイメージです。明日もがんばろう!って前向きになりますね♪
2013/11/12
ひめありす@灯れ松明の火
エッセイの益田さんは漫画の益田さんよりさらに気が抜けてほわわーんとした印象。ゆるい事に対する信念は、少し色を薄めて。だけど不意にぱちりと、姿を現す静電気の様。夜中に卓球したり、まっすぐ帰りたくなくて寄り道したり、40代になっても、楽しそうにしてていいなあと思います。大切にされた事が外側から自分を守ってくれる、みたいな考え方がすごく素敵。そう思うと、自分はちっぽけだけどとても愛しいものに思えてくるんだろうなあ、と思います。そういう考え方が出来るようになりたい。あと、缶詰したい!私ならやっぱり山の上ホテルで!
2013/09/03
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