COTTON100% 極上のどん底をゆく旅 (幻冬舎文庫)
COTTON100% 極上のどん底をゆく旅 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
多田幾多
(さあ、皆で堕ちようぜ。)この小説は、この人だからこそ書ける小説やな。出てくる人たちはみんな堕ちてる。でも、それはとても良い意味で、みんな優しくおかしくって個性豊かで、そして人生を大切に大切にして生きている。前半はおかしくって本当に笑ってしまうところが多いが、しかし最後の…あの忘れられない9・11のとこでは、一気に暗く、悲しく、描写とかが読んでるだけで実際に見ているようで苦しい。だけど、どこか希望が見えた。まさか、この本で泣いてしまうとは…うん、この本に会えて、本当に良かった。堕ちよう!
2013/10/01
麦のみのり
購入して一気に半分以上読んだあと、読了するのがもったいないような、怖いような気になり、しばらく放置していた本。再読してまた、一気に読了。老若男女、人間・動物、善悪などの境界がなく…今電車内で書いているけどぼぉっとしてしまいます。他の作品も購入し、今日すべてが届きました
2015/08/09
回転
描写が明るくスピーディなため、どん底ときいて私がイメージするものの質感とは大きく異なる。だからストーリーが自分に近づいてこないのだが、映画をみる感覚で楽しめる。そして常にBGMが流れている。
2013/09/22
ともりん
「自分が本当にやりたいことは何か?」この物語を読んで最後に自分が問われた時、お給料や世間を気にせずに本当にやりたいことを考え始めている。なかなか死ねないから生きている。だったら少しでも面白く。
2014/10/13
林瑞月
落ちて落ちて落ちて落ちて、落ちた先には何があるか。 それは地面。地面がある。
2018/03/09
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