ねこ弁 弁護士・寧々と小雪の事件簿 (幻冬舎文庫)
ねこ弁 弁護士・寧々と小雪の事件簿 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
きさらぎ
時流に乗って、キャラが立ったコンビものを書いてみました、的な?弁護士姉妹が問題を解決する連作短編集。弁護能力は未知数ながらまともな姉はまだしも、妹が寒すぎる。頭はいいかもしれないが超常識外れ。弁護士からクレームが来るんじゃないかと心配になるほどひどいキャラだった。往診弁護という発想は面白いが、この程度の事件と主人公のキャラなら、何でも屋か探偵でよかったんじゃ?著者はこういう作風は向いてないと思う。頑張って作った感が鼻についた。
2015/06/03
takaC
帯に「新シリーズ開幕」とあるからには今後も続けるつもりのシリーズものなんですね?確かにこの一冊でお終いだったら尻切れトンボだからの予防線ということではないよね?なお文庫書き下ろしは大歓迎だけど誤植がまだあちこち残っていたよ。
2013/10/13
み
さくさくと♪読みながら作家さんのお名前を確認しましたよ(^^;今まで読んだのと違い過ぎて…。この作家さんは、この系統のお話しじゃない方が好きでした。ちと残念なり。
2019/10/08
ううち
初読み作家さん。あまり弁護士的な活躍はなかった気がするけど、難しくないので軽く読めました。土地勘があればより楽しめたかも。猫はチラリと歩いているのみ。社会派ミステリーを書かれている方なのですね。そちらも読んでみたいです。
2014/05/25
anne@灯れ松明の火
隣市で。伊勢のタウン誌で連載している作品をまとめたものと思ったのだが、最後に「書き下ろし」とあって、「なぜ?」。確かに地元以外の土地を舞台にした話が多かったので、文庫用に書いたものもあるのかもしれないが、連載されたものも間違いなくある。それとも書き直してあるんだろうか?(どうでもいいことだけど、気になった(笑)) 他の方が書いておられる通り、弁護士というより、探偵か何でも屋の感じで、軽く、読み流すのにちょうどいい感じになってしまっている。弁護士能力は上のはずの寧々がいいところがなくて、何だか可哀そう。
2014/06/17
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