独女日記2 愛犬はなとのささやかな日々 (幻冬舎文庫)
独女日記2 愛犬はなとのささやかな日々 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
風花
1に続いて読了。今回も淡々と愛犬との日々の暮らしが綴られております。還暦を過ぎられた著者の文章から、若い頃と少しずつ変化し老いに向かっていく様子が伝わってきます。特に「食生活の混乱」の部分が好きでした。「何を食べても美味しくない。若いころ好きだったものが以前よりも美味しく感じない。」と書いていらっしゃいますが、50代の私でも若干その状態になりつつあるようです。自分も近いうちに確実に老いは訪れることなので、淡々と綴ってくださる藤堂さんのエッセイを読むと気が楽になれる気がしました。【★7】
2015/05/09
nappa
愛犬はなちゃんとの日常がメインのエッセイ。ほっこり。
2018/05/06
アン
藤堂さんの独女日記2。愛犬はなを甘やかすので体重が増えてるのを気にしながら、散歩に出かける藤堂さん。はなは抱っこ散歩が好きでなかなか歩かないので大変。あの手この手で歩かそうとするが、ついにはバペットバギーを購入する。自身の母親を長いこと看護し、父親との確執(?)からもやっと開放されたと感じると2には書いてある。50過ぎて、老親がいる私には何かと参考になるエッセイでもあった。それでも日々喜びをさりげに見つけながらはなちゃんとの毎日が楽しみ、生活を楽しんでる様子がわかる。2も読後感ほっこりで楽しかった。
2015/08/18
gram1126
60代のエッセイ その年代は人はそういう風になるのかと興味深い
2016/03/25
poefan
待ちに待った続き。もったいないことにあっという間だった。文学的でありながら抱腹絶倒の面白さ。筒井康隆の「日々不穏」を思い出した。
2014/03/31
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