35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画 (幻冬舎文庫)
35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
nowhereman
著者は東京都で初の民間人で公立中学校の校長を務められた方。数年前、この方の講義を受講したことがあるが、内容は忘れていて、何となく良い講義だった様な気がするので、手にとってみた。日本が成長社会から成熟社会に突入し、これからはみんな一緒より、各自オリジナリティを持って生きていくべきだ、という根本思想を基に書かれている。確かに、良いことは書かれているが、この本のメソッドだけでは、簡単に成功できる程甘くはないだろうと感じた。この本は、35歳の教科書というタイトルより15歳の教科書とした方が売れるだろう。
2015/11/11
shun
2019年61冊目。単行本が出た時に、タイトルに惹かれて購入し読みました。当時は20代後半だったかな?文庫版で再読。そろそろ40代が見えてきた今、また違った学びがありました。『成長社会(みんな一緒)から成熟社会(それぞれ1人1人)へ』『【働き方】ではなく【生き方】が問われる』『物事を批判的に読み解く能力は、レゴで遊ぶ時に要求される力』『名刺なしで働けるのが本当の自立』『組織内個人』ただ、最後の解説はいらなかったと思います。某生命保険会社の宣伝にしか聞こえてきませんでした。
2019/09/01
ウリエル
軽いノリの本かと思いきや著者の経験談を元に人生戦略を考えるための本だった。著者は初めて民間校長を中学校で勤め、「よのなか科」など画期的な取り組みをした人物だそう。ただ、よい人生とは?という話ではなく、今の時代はみんな一緒の「成長社会」から一人一人の「成熟社会」になっているらしい。成熟社会ではみんなで正解を求めるのではなく、「納得解」を考えていく。10代は集中力.20代は仕事に邁進.30代は迷い期。もうアラフォーの私。迷いに迷っているがその前に本当に何がしたいのかを真剣に考える時期だ。
2020/03/10
まろん
自分という人生の主役を自分の手でいかに動かすかが問われる時代。クリティカルシンキングとプレゼン能力を向上させなければならない。 素の自分は実は存在しなくて、環境によっていくらでも変われると考えたほうがいい。様々なシーンで役割を演じる自分を意識してを柔らかく運用していくことが大切。 自分を磨くには、傷付け合うリスクのあるところに身を投じる。例えば、積極的に地域社会のコミュニティに入り、自分自身を磨く訓練をする。意気投合しあえる間柄には緊張感がない。
2020/02/04
ササーキー
考え方がにていて、それだけで安心した。もう少し具体的に動きたいなと思った。ただ、ボクはもっとのんびりといきたい。正しい生き方なんて、ひとつではなくて、無数にある。
2019/02/22
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