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セカンドステージ (幻冬舎文庫)

セカンドステージ (幻冬舎文庫)

セカンドステージ (幻冬舎文庫)

作家
五十嵐貴久
出版社
幻冬舎
発売日
2014-08-05
ISBN
9784344422285
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セカンドステージ (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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まこみん

元気が出る長編小説とあったけど、私は色々共感出来ずに気分良くならなかった。二人の小学生を持つ杏子が、社会との接点を求め、自分の子育ての苦労を顧みてマッサージと家事代行の会社を立ち上げる。従業員は現役引退した年寄りのみ。起業の頑張りは凄いと思ったけど、小学生では早過ぎ。しかも無理解な夫に3年も内緒は現実的でない。早々と帰宅する子に留守番させて喫茶店とか飲んだりとか!? 又、私だったらこんな煩い老人方に家中観察されるのは余計ストレス堪る。有佳利婆さんが生理的に無理だった中島をあれで受け入れられるのにも違和感。

2016/11/14

紫 綺

セカンドライフを満喫するお年寄りがメインのほのぼのコメディかと思いきや、子育て真っ只中のママたちの大変さをユーモアを交えながら、真面目に訴えた家族の本だった。いつまでも変わらない男社会を痛烈に批判した名作。

2018/06/08

ゆみねこ

二人の小学生の子を持つ杏子は、育児と家事で疲れたママ向けの派遣型マッサージと家事代行のビジネスを立ち上げる。従業員は全員が60歳以上のシニア。主人公・杏子に共感出来なくてやっと読了。自分の子供を放置し過ぎ。

2019/05/26

harupon

小学生の子ども二人のママ杏子は、ママ向けのサービスとしてマッサージと家事代行会社を作った。シニアのスタッフ達の活躍が面白かったです。私も2時間でもいいから幼児の面倒をみてほしいと思ったことがあった。でも我が子を人に託すことができない性分なので、私の監視下で子どもの世話をしてくれたら安心して託せただろうね。杏子が家族に内緒で起業して仕事している事がどうにも理解できない。依頼者がもつ問題、スタッフが抱える問題、そして自分の家族に起こる問題。一つ一つ乗り越えていく過程、他人事として面白おかしく読了♪

2021/01/17

Tsuyoshi

子育てでの気苦労と社会参加への欲求が相まった主婦が夫に内緒で子育て中のママ達を相手に家事代行&マッサージ業を起業した話。とにかくエネルギッシュで訪問先のママ達にもお節介パワーを炸裂させる老人達のキャラが際立っていて面白かったし、形は様々でも子育ての現場に老人達いる事は心強い感じがした。ラストはハッピーエンドでよかったのだが、そもそも事の発端である夫が理解者に急変した所は違和感があってしっくりこなかった。

2018/01/30

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