居酒屋お夏 二 春呼ぶどんぶり (幻冬舎時代小説文庫)
居酒屋お夏 二 春呼ぶどんぶり (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー
とし
居酒屋お夏「春呼ぶどんぶり」2巻。今回は、お夏や清次の過去、お夏の父長右衛門等、父の跡を継いで、口は悪いが人情家、弱い者達の味方や悪人を成敗したりと、少しづつ主人公お夏の素顔が明らかになってきた、次巻が楽しみです。
2015/03/02
やま
居酒屋お夏シリーズの2作目。 2015.01発行。文字の大きさは…中。 短編4話からなっています。 青次が小鍋立てにした湯豆腐に、すりおろした山芋が入った小鉢を添えて、酒と共に運んでくれた。 「その山芋に、鍋の出汁と酒を少し落として、醤油をかけまわして、こいつを豆腐にからめてやってみてくだせえ。なかなかいけますぜ」是非食べてみたい(笑)。 さて、物語だが、人情物語のようであるが、何か違和感がある。人情ものとして、上手に泣かせるのでもなく。この違和感は何なのかな…。
2019/11/05
アッシュ姉
居酒屋お夏第二弾。こちらも追うほどに楽しめるシリーズのようで一層面白かった。お夏の啖呵と成敗が痛快でクセになる!背景も見えてきて、今後の展開がますます楽しみに。早速第三弾へ。
2022/11/20
papako
居酒屋お夏2冊目。うん、このシリーズすごくいい。ふてえうどん食べたい。春坊可愛いなぁ。お夏さん達の過去が垣間見れましたが、まだまだ謎ですね。
2019/05/21
ぶんこ
お夏と清次の過去が明かされ、お夏の父親は売酒屋をやりながら弱きを助ける仕事人。 そして清次や鶴吉は元下っ端ヤクザのような者だったのが、人としての本質を見込んだ父親が正業に就かせ、救うとともに仲間にした人達でした。 弱きを助ける間には逆恨みもあり、心穏やかな日々ではなかったのでしょう。 お夏さんの伝法な言葉が切なくなる話でした。
2015/10/08
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