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たそがれビール (幻冬舎文庫)

たそがれビール (幻冬舎文庫)

たそがれビール (幻冬舎文庫)

作家
小川糸
出版社
幻冬舎
発売日
2015-02-10
ISBN
9784344423039
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たそがれビール (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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hiro

糸さんのエッセイを読むのはこの本で4冊目。今回は、震災の翌年2012年の1年間のエッセイ。『つるかめ助産院』のドラマ撮影風景見学と、『サーカスの夜に』の取材のための?サーカス三昧と糸さんの小説関連の話題に、食べ物、旅行(前作『こんな夜は』と同じく今回もベルリンに、夏の3ヶ月間長期滞在)、そして時々ペンギン(糸さんのご主人)の話。糸さんの小説と同じように、エッセイも、時が少しゆっくり流れているように感じる。私も夏のヨーロッパで、たそがれどきにビールが飲みたい。

2015/04/21

初雪ハロー

小川さんの作品は、読みやすいです。また、もう一周読んでみたいです。

2018/10/07

SJW

小川さんのいつもの1年分のエッセイ。今回は東日本大震災の翌年2012年のエッセイで、かなりの部分はベルリンでのエッセイ。ベルリンを基点とした旅行エッセイもあり、他の土地の雰囲気も味わえる。小川さんはベルリン好きだけれど、自分は教会や中世の歴史が好きで、ベルリンには行かなかったので西ドイツとの違いを感じられたのは良かった。でも外国で一番好きな国はドイツということは小川さんと同じだった。

2020/02/24

しのぶ

初読み作家さん。たまたま書店で手に取った作品は日記エッセイ。日記エッセイなので山なしオチなしサラサラ読める。夏はベルリンで過ごし、コンサートやサーカス巡りのバカンスなんて羨ましい。緩やかな文章で年配の方かと思ったら「大切にする」というタイトルで40代を目の前にすると~とあり、思いの外若い著者で驚いた。作家さんとは言え日記が書籍になるとは不思議な感じ。

2017/09/07

greenish 🌿

パリの蚤の市・モロッコの夕陽…旅すること食することに貪欲な小川糸さんの日記風エッセイ  ---糸さんの2012年の暮らしぶりが綴られています。糸さんの”旅”とは、もはや”旅”ではなく”暮らす”こと。旅先でアパートを借り、自分好みの調度品や雑貨や調理器具を揃え、その土地の美味しいもの・素敵なものを味わいつくしている。なんて羨ましいことでしょう!パリの自室で日本食を提供する男の子・エマニュエルくんの<割烹エマニュエル>に行ってみたいな♪ たそがれ時、ビール片手にさらっと読める、疑似旅を満喫のエッセイでした。

2017/06/08

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