ラブソングに飽きたら (幻冬舎文庫)
ラブソングに飽きたら (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
hiro
久しぶりに川上未映子さんの小説を読みたくて、このアンソロジーを読んだ。他の7名の女性作家は、初読かアンソロジーで短編を読んだだけだった。『ラブソングに飽きたら』という題名から恋愛小説のアンソロジーだと思って読み出したが、単純な恋愛小説とは違っていた。加藤千恵、山内マリ子、あさのあつこさんの作品が良かった。一番期待していた川上さんの『ふたりのものは、みんな燃やして』は、3つの掌編で構成されて、一度読んでも頭に入ってこなくて、その後二度読み直したが、他の作品に比べると読みづらく、残念ながら入り込めなかった。
2015/04/01
❁かな❁
『決して忘れられない〝あのとき〟がここにある。ラブソングより心に沁みる珠玉の恋愛小説』人気女性作家さん8名の恋愛アンソロジー♪どのお話も個性的で結構音楽が絡んだものも多かったです!ラブラブの恋愛小説はないのですが読後感は全て良かったです(´▽`*)加藤千恵さんの作品は加藤さんらしく良く、山内マリコさんは面白く、吉川トリコさんはなんだか若くてこういうのあるなぁって感じでしたが描き方がいいです*椰月美智子さんは男性視点で切なかったですし、川上未映子さんは他とは全く違う世界観で素敵でした!とても楽しめました♡
2015/02/15
らむり
あさのあつこさんの作品が一番好き。なんだかゾクゾクしました。
2015/03/28
くろにゃんこ
8人の女性作家によるアンソロジー。懐かしい曲があったり、ちょっと衝撃的だったりと色々なストーリーながらも心に残るようなのはなかったのが残念でした。
2015/05/16
橘
音楽が絡むアンソロジー。さらりと読んでしまいましたが、アンソロジーなので好きなお話もあれば、そうでもないお話も。特に、山内マリコさんの「超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史」、あさのあつこさんの「雨宿りの歌」、吉川トリコさんの「1996年のヒッピー」が好きでした。最近は遠ざかっていた作家さんですが、また読んでみようと思いました。
2016/07/02
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