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花嫁 (幻冬舎文庫)

花嫁 (幻冬舎文庫)

花嫁 (幻冬舎文庫)

作家
青山七恵
出版社
幻冬舎
発売日
2015-04-10
ISBN
9784344423206
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花嫁 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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えりこんぐ

結婚したらもれなく相手の家族が付いてくる。でもさ..こんな濃ゆ〜い人たちなんて絶対無理! 長男の結婚が決まり、相手の女性を家に連れて来る。仲良しだった一家4人に亀裂が入る。妹の語りで恐怖、兄ちゃんの選ぶ相手もどうよ!? お父さんダメじゃん..で、最後お母さん怖い(゚ω゚) 青山七恵さんを読むのは初めてだけど、好みかもしれない✨

2018/11/05

やこ´•ᴥ•`

異常なほど仲の良い兄妹の和俊と麻紀。和俊の結婚が急に決まったことで、家族関係が徐々に変化・露呈して行く。---タイトルからしてもっと幸せなのほほーんとした物語を想像していたんだけれどぜんぜん違った。もっと繊細で複雑な話だった。家族の秘密が徐々に明かされて行く過程はなかなか興味深かった。1話目では乗り切れなかったけれど、その後どんどん夢中になった◎

2018/12/04

momi

サクサク読めます!仲の良い和菓子屋家族!!そこに「花嫁さん」がやってくる…。このことをきっかけに幸せ家族の仮面が少しずつ剥がれていく。よくある話と言えばそうかも(笑)ちょっとよそのご家庭をのぞいてみたい好奇心にかられる話!家族それぞれの隠された秘密!妹が兄の結婚を反対した理由は?!妹の視点からはじまり、兄、父、母へと移り変わっていく構成なんだけど…最後の母の告白にはひいてしまったわ…。でも…父も父よね…ハッキリしなかった、あんたが悪い!太い絆で結び付いていると思っていたのに案外もろいものなのね家族って…。

2015/06/12

カノコ

幸せな四人家族の元に放り込まれた、花嫁という異物。そこから聞こえ出す不協和音が家族を歪め出す。中々強烈な作品だった。構成が非常に上手い。最初の家族に依存気味の麻紀の章では、背徳的ながらも甘やかな家族の姿が描かれる。そこから家族一人ずつの独白により、露わになる真実が空恐ろしい。花嫁という女により色々な意味で解放されていく家族のことを思うと、これもハッピーエンドなのかも知れない。

2018/10/10

coco夏ko10角

「暴走家族小説」というだけあってどの人物もなんかすごかった…。三島由紀夫のとある作品を思い出した、もしかしてオマージュなのかな。

2015/09/23

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