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今日の空の色 (幻冬舎文庫)

今日の空の色 (幻冬舎文庫)

今日の空の色 (幻冬舎文庫)

作家
小川糸
出版社
幻冬舎
発売日
2015-08-05
ISBN
9784344423701
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今日の空の色 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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初雪ハロー

面白く、読みやすかったので、一気に読了しました✌️ 小川糸さん、ナイス😆👍✨です。

2019/03/11

zero1

読めば作品につながる日記形式のエッセイ。シンプルだが言葉を上手く選んでいるのは流石に人気作家。山形の温泉と漬物。原発事故で被害を受けた浪江町を描いた番組。「リボン」など作品への想い。落としたストールを救出し丁寧に洗う場面は秀逸。【やってよかった】という不妊治療。一日一組だけのレストランは、まさしく「食堂かたつむり」の世界。【常に考得ることが大事】というアーレント。「トガニ」と「君の町で」はいつか読みたい。犬との同居と「ツバキ文具店」の原型となった鎌倉の生活。

2020/03/04

masa@レビューお休み中

都会の生活に息苦しくなることがある。そんなときに、深呼吸をして空気を入れ換えるように小川糸さんの本をめくる。僕にとっての小川さんの位置づけはそこなのかもしれない。これは物語ではなく、日々の暮らしを綴った日記エッセイです。鎌倉の古い民家を借りた4ヶ月の生活や、友人のお子さんが泊まりにくる話や、かわいい犬が家に遊びにきた話などなど…。毎日の当たり前の生活も、作家さんならではの非日常的な生活もここにはあります。羨ましいと思ったり、ちょっと真似できないと思ったりもするけれども…。読み終わると、清々しくなるのです。

2016/06/12

じいじ

「夕暮れの空を眺めながら何度も幸せだなぁ!と思った」の一文が心に残った。小川糸の初エッセイは、気取らない文章で読み心地が良い。期間限定の鎌倉での独り暮らし…の件は興味深く読んだ。サティのピアノ曲に合わせて鶯がさえずる住まい、静謐な鎌倉の雰囲気が伝わってきます。荷物は必要最小限にして…、テレビも、電話も、掃除機もない生活。電話をかけたいときは、近くの電話BOXへ走る。これぞ「理想郷!」と不便さを楽しむことができる小川糸さんはステキです。糸さんの人気日記エッセイを読んで、ズボラしている日記を再開したくなった。

2017/02/21

SJW

今回のエッセイは東日本大震災が起きた翌年に書かれたもの。小川さんが自宅の仕事部屋のリフォームをする間に鎌倉に一軒家を借りて滞在した時のエッセイが多い。鎌倉での生活と鎌倉の自然を満喫したお陰で「ツバキ文具店」、「キラキラ共和国」を書けたのかなとつい想像してしまう。

2020/03/31

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