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その後とその前 (幻冬舎文庫)

その後とその前 (幻冬舎文庫)

その後とその前 (幻冬舎文庫)

作家
瀬戸内寂聴
さだまさし
出版社
幻冬舎
発売日
2015-08-05
ISBN
9784344423732
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その後とその前 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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coldsurgeon

瀬戸内寂聴とさだまさしの対談集。「その」は、東日本大震災を指し、その前後で二人の対談がどんなふうに変化したかが面白い。「人生は楽しいものだ」と勘違いすると、震災後の日本はとても生きづらくなる。「人生を楽しく生きる」と考えると、一日がうれしくなる。そして、「平等」ということをどう考えるかを、最後に教えてくれた。トリアージをすることが、平等につながる。

2015/12/01

mayumi

尊敬できるお二人の言葉がすんなりと頭に入ってくる。願わくは、文字ではなく音で聞いてみたかった。

2015/08/31

アー

「自分じゃ気がつかないけど、自分の存在そのもので人を傷つけてる。それでも許されて生きてるんだからね」

2015/12/31

もりちゃん

目に見えないものを大切にする。いろんなところでいろんな人が同じことを繰り返し伝えている。大事なことはその前だろうが、その後だろうが大事なことを繰り返し行動すること、そして瀬戸内寂聴とさだまさしという人と人との出会いで導かれるものがたとえ普遍的なものであっても、自分一人で考えたことより大事なことだと気付かされた。

2015/09/07

あとぅーし

東日本大震災を軸に、その前の対談と、その後の対談を載せた本だが、地震について知りたいなら他の本を読むべきです。ただ二人の軽妙なやり取りは読んでいて楽しかったので二人のことが好きな人にのみおすすめです。 地震を軸にしながらも、重くなりすぎずに考えさせられる作品で、後書きでのさだまさしのパートで、「平等」とは何かの問いかけは今後の世界でより問われていくことなのだろうと感じた。

2019/04/11

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