カミカゼ (幻冬舎文庫)
カミカゼ (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
ぎん
「永遠の0」と似たような話だが、エンタメ作品としてはこちらの方が面白いと思う。 陣内は日本男児としてカッコよすぎ。それと対比させるためだろうけど、フリーター君がアタマ悪すぎてイライラしてしまう。
2017/04/27
Pil
零戦の特攻隊員がカミカゼとなり米軍空母に突撃する寸前、時空が歪み平成の世にタイムスリップ。冴えないフリーターと出会い、二人は世を覆そうとする波にのまれていく。。前半はしっかりとカミカゼ特攻隊員の姿が描かれ、それはまさに永遠のゼロの世界観。タイムスリップからのファンタジーモノかと思いきや、さにあらず。出会うはずのない二人が起こす化学反応。世を正そう、人を正そうとする男気溢れる日本男児の心意気を感じる物語。
2022/07/19
小まる
好きな作家さんで見つけたら読んでいます。感情の表現が独特で、この部分だけはちょっとついて行けないところがありますが。今作、武一と慎太の好対照なところ、刀根と武一の関係性が面白い。武一の適応能力の高さと慎太の気付かなさ…荒唐無稽な話しですが、それが小説の良いところでもありますよね。笑えて泣ける、小説の醍醐味が詰まってる作品です。
2019/06/15
詩界 -うたか-
#読了◆タイムスリップものの戦争の物語。歴史苦手だー!
2020/07/09
ワンモアニードユー
永瀬隼介さんの本、前回の「完黙」が当たりだったのですが、これも良かったです。荒唐無稽なSF的要素がメインですが、主人公の造形とこれに絡む脇役陣の設定のバランスが抜群なので、グッと世界に引きずりこまれます。最後はもう涙が我慢できません。読み物として非常に優秀な一冊でした。
2016/06/06
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