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去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

作家
中村文則
出版社
幻冬舎
発売日
2016-04-12
ISBN
9784344424678
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去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

数年前に英訳で読み始めたものの挫折。今回、工くん💕が映画出演ということで、日本の心の友が航空便にて贈ってくれました。ありがとう、友よ!真犯人については、なんとなくそぅなんだろうなぁと思いながらも、やはり最後にはストンと落とされ。時間があれば、あとがきを見ながら再読して答え合わせも楽しめるでしょう。わたしはやりませんが。映画はDVDで拝見します。工くん💕(しつこい)

2018/03/24

そる

気持ち悪い!登場人物ほぼ全員病んでる。人間には負の部分や病んでる部分はあるはずで共感できるところもあるけど、こうもみんなが全面に出してくると、引く。ストーリーが入り組んでて誰が語ってるのか分からず、誰が主人公かも不明。それがトリックなんだろうけどすっかり手中にハマり一気読みしてしまう。暗闇にいるみたいな不気味な話。「「(前略)⋯でもあの女性は、本当に特別だったんです。まさか自分がストーカーと呼ばれるようになるとは思わなかったほど。⋯まあ、潜在的に、そういう傾向が元々僕にあったのだと思いますが⋯。しかも」」

2019/09/23

どんふぁん

2018年1月6日読了。こんなに意味不のミステリーもあまりないとは思うのですが・・・。ただ、ちょっとホラーっぽくさせて(それも中途半端に)エッチな要素をいれて(必要なのかわからない)やたら女性を蔑む(あまり賢い女性はでてきませんでしたが)小説にしか思えませんでした。トリックは考えられてたとは思いました。これを三代目JSBの岩田剛典くんがすると聞き原作読んでみたのですが、映画は見に行かんとこうと思いました。

2018/01/06

ゆのん

最初は違和感なく死刑囚の話しか、ぐらいで読み始めたが半分位で『あれ?』となり、ラストでは『そう、きましたか、、』。中村文則は2作目だが、重く、暗いイメージは払拭できず、、、でも、この作品は嫌いじゃない。

2017/12/30

neputa

ちょうど映画化され話題にもなっているので、積読消化も兼ねて読んでみたが、残念ながら消化不良という結果に。著者の一人称「僕」による濃厚な文学作品に何度も魅せられてきたが、ミステリ要素が大きくなるにつれ「僕」の存在が埋没し、作品としての魅力も減退しているように感じるのは私だけだろうか。人が根源的に求める欲望を形にしてしまう人形師、そこに集ってしまう者たちなど、これまで著者が文学として昇華させてきた要素が、本作では伏線の穴を埋めるアリバイ程度にとどまっている。

2018/03/30

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