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寄る年波には平泳ぎ (幻冬舎文庫)

寄る年波には平泳ぎ (幻冬舎文庫)

寄る年波には平泳ぎ (幻冬舎文庫)

作家
群ようこ
出版社
幻冬舎
発売日
2016-08-05
ISBN
9784344425170
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寄る年波には平泳ぎ (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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小梅

群ようこさん還暦かぁ〜そりゃあ多少くどくもなるよね(笑)しかし、真っ昼間の猫の集会に遭遇してみたい♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪群さんのお母さんと弟は大丈夫なのか心配になるね。

2017/02/28

mura_ユル活動

群さんは初めて読む。おかしかった。24編の群さん視点の身近な話題集、エッセイ。ある方向から見ると、今の常識が以前(昭和)から変わってきている部分の埋め合わせのようにも。「自己嫌悪の日々」では年を取って文字の読み違い「奇跡のアライグマ」が実は「奇跡のクライマー」だった。「散歩の偶然」では群さんの散歩ルート、ニュースで報道されたところが偶然、散歩コースであったこと。それも2度なんて、落ち着かないところに住んでいるなあ。洗濯機20年使っていると言ってたけど、良く考えてみたらうちも冷蔵庫20年以上使っている。

2018/09/22

蛇の婿

久々群ようこさん。2013年に幻冬舎より刊行されたものの文庫化で、東日本大震災の2年後、ロンドンオリンピックの1年後に世に出た本のようです。読了が2021年だから本の内容的にはざっくり10年前の時事かぁ…書かれていることがあまり昔と感じられないのは、私も歳を取ったからなのだろうなぁと思います。そして昔に比べて歳をとったなぁと書かれている群さんへ共感…まぁ当然いろいろ違いますがそれはそれとしてww。楽しく読了させていただきました。この方の魅力はやっぱり物事に対する視点です。あと文章力。好きだなぁこのひと。

2021/05/27

カール

薄いし、タイトルも面白いしって事でお出かけのお供に借りて読んでみました。群さんのエッセイは嫌いではないけど、何だか今回は進みませんでした。常識はずれの人へのぼやきが多かったからかな?猫の集会のお話が面白かったです。やっぱり群さんは猫ネタでお願いします。

2017/11/07

ともこ

年齢がほぼ一緒なので同じ様なことを不満に思い、「うん、そうそう!」と思いながら読み終えた。しかし痛快な言葉はどれも心の中での叫びで「言わないでおいた」となっている。そうか、高齢者たるもの世間にヤイヤイ文句を言わず、心の中で罵詈雑言を並べ立てスイスイと平泳ぎで渡って行くのが無難なのかもしれない。群さんはこうして本を書くことで吐き出せるからいい。「同性の友がいればなんとかなる」と群さんは言う。私も同性同年代の友と怪気炎を吐きたくなった。平泳ぎより私は背泳ぎでプカプカのんびり行くかな。

2024/03/16

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