探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (幻冬舎文庫)
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
takaC
先日続編を読んだのでちょっと復習的に。
2018/03/28
ちょこまーぶる
面白く読めた一冊でした。ミステリー好きな人には物足りないかもしれませんが、僕としては、深く考えずにあっさりと読めるぐらいを欲している時にちょうど良い程度だったかな・・・と思います。何でも屋の良太と名探偵夫婦の子有紗コンビの話ですが、有紗の子どもらしい振る舞いとしっかりとした推理、そして時として発する凶器となるキックのキャラが面白かったですね。そして、彼女とは真逆に近いキャラの良太の言葉にしない本音のつぶやきにも微笑ましいものを感じましたね。良いコンビだと思います。馴染みの溝ノ口舞台もまた良しです。
2020/12/22
nemuro
シリーズ最終巻「さらば南武線」を購入。第1弾からの着手を目論み自宅本棚を眺めたが第1弾、第2弾は疎か東川篤哉の本がなかった。はて?「積読本」には登録済み。そうなるとたぶん図書館に寄贈済み(ダブり本や今後読みそうにないと思われる作家・作品は寄贈していて積読本からの削除まではしておらず時折こんな現象もある)と結論付けてみた。さて改めて購入の本書。川崎市溝口、南武線が舞台。なんでも屋・橘良太と美少女・綾羅木有紗が難事件に挑む連作短編集。うむ、悪くない。かつて一度だけ、東急田園都市線溝の口駅での降車を思い出した。
2024/01/16
瑞佳
あーもー東川さんだなあ。といった感じの軽快なユーモアミステリ。ワールドワイドに活躍する名探偵のママと、日本一の名探偵のパパ(の割に知名度はイマイチ)を両親にもつ、お子さま探偵の「アリサ」。そして、オイルサーディンの発注ミスでスーパーをクビになり、その後しがない便利屋を営む30男の「橘良太」。この凸凹な二人が溝ノ口界隈で巻き起こるキテレツな事件を、オフビートな笑いを交えながらドタバタと解決していく。トリック自体はほとんどなぞなぞに近いものがある?かもだけど、ちゃっかりしてるアリサがかわいくて楽しく読了です。
2016/11/14
さばかん
東川篤哉のご当地探偵物シリーズ。 平塚におんな探偵“ライオン”がいるならば、溝ノ口には幼女探偵“アリス”がいる。 ちびっ子探偵の推理をなんでも屋のおっさんが代弁する形式。あれ……どこかで見たことあるような……ウッ頭が……。 短編が四つ。短編しか書かなくなってしまって私は悲しい。 いつかまた長編が読めることを願って。
2016/10/19
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