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ゲームセットにはまだ早い (幻冬舎文庫)

ゲームセットにはまだ早い (幻冬舎文庫)

ゲームセットにはまだ早い (幻冬舎文庫)

作家
須賀しのぶ
出版社
幻冬舎
発売日
2017-04-11
ISBN
9784344425934
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ゲームセットにはまだ早い (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ちょこまーぶる

読後は「面白かったなぁ~」と心から思った一冊でした。スポーツ小説は大好きだし、読み進めていても泣き笑いの世界にも浸ることができて、心のビタミン剤を飲んだような感覚です(言い過ぎかな?)。で、この物語はプロ野球ではなくクラブチームを舞台としているからこそのコンプレックスというか挫折感というか、そういう感覚がベースとなっている事が共感もできますね。リーダーシップ、チーム力などを考えされる場面もあり、ページを捲るスピードが速かったですね。そして、コンプレックスや挫折は大切な心の処方箋だなぁ~とも思いましたね。

2020/02/28

のぶ

ここまでどっぷり野球に浸かった小説を、ここしばらく読んだ記憶がない。舞台は地方のノンプロのクラブチーム。このチームが都市対抗の優勝を目指す話。一応構成は章ごとに中心となる選手を据えて展開する。アマチュアで企業がバックについているわけではないので、収入や生活の問題が付いて回るが、作品はそれについての記載はわずかで、とにかく選手の野球に対する情熱が熱く伝わってくる。スポ根ものとは一線を画す小説で、各登場人物の個性も的確に描かれていて、とても面白い一冊だった。

2017/05/31

ぶんこ

ドラフト会議での指名が流れ、社会人野球の選手をしてきた高階選手が、新潟の小さなクラブチーム所属となって奮闘。「野球を楽しんで」という片桐監督の指導方針も良かったですし、キャプテンとしての國友さんも素敵でした。野球選手は意外と選手生命が短いから、多額の契約金は大事にしなくてはいけないのに、祖母との二人暮しの村人たちに、半分奪われた?うらみたくなるのも無理ないかな。小野寺さんとのお喋りで心ほぐれたのか、直海さんが少しずつ立ち直っていくようでホッとしました。クラブチーム野球は趣味?と言った國友夫人に唖然。

2018/10/01

誰が主人公なのかわからないのと後半ちょっと物足りない感じはしたけど野球を通して選手達が成長していく姿がとても良かった。

2017/06/12

やな

クラブチームの物語。みんなの意識の変化が巧みに描かれていて面白かった。いつまでも熱い気持ちを持ち続けたいもんです(^^;

2020/11/03

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