からくり亭の推し理 (幻冬舎時代小説文庫)
からくり亭の推し理 (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー
Norico
からくり亭というお食事屋さんに集まる面々が、江戸に起こる不思議な事件の謎解きをする。推理が推し理とか、不在証明が居らずの証とか、怪しの帳面とか、言い回しが面白かった。
2019/12/28
ミド
本格捕物帖とあるけれど本格さはまったく感じられない。一見さんお断りの料理屋に集う仲間があれこれ推理するけれどごちゃごちゃしていて読みにくい。料理屋か推理かキャラ物かどれか1つに絞った方がいいような気がする。
2020/02/12
nyanlay
この著者の作品ぽい。今回は料理屋がメインではないようだけど、やはり雰囲気が似てる。シリーズとして続くのかな?
2018/08/02
timeturner
海外ミステリーのさまざまな手法や手口をパロった捕物帳といったところ。江戸風日本語に翻訳されたミステリー用語はファンならくすりと笑えるはず。料理は揚げ物が多くて若者向きかな。
2017/12/17
紫
本格推理のパロディ満載、バカミス系時代小説であります。「推理」→「推し理(ことわり)」/「名探偵」→「名代の謎解き師」/「密室」→「閉部屋」/「ダイイングメッセージ」→「いまわのきはのお告げ」等々、現代ミステリ用語を無理矢理に江戸風の言葉に置き換えたり、ポテトチップスやらチキンライスやらの現代料理を江戸っぽく登場させてみたり、全編を通したおバカなノリに何だか既視感があるなと考えたら…ああ、江戸しぐさだ! 趣向は楽しいものの、解決担当は古知屋同心の一人勝ちなので、推理バトル物を期待すると少々残念。星3つ。
2018/03/17
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