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天才 (幻冬舎文庫)

天才 (幻冬舎文庫)

天才 (幻冬舎文庫)

作家
石原慎太郎
出版社
幻冬舎
発売日
2018-01-24
ISBN
9784344426924
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天才 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ehirano1

理系の天才が理系の天才の話を書いたのが森博嗣氏とすると、本書は文系の天才が政治(≒文系)の天才を書いたのが本書ではないかと思います。加えて、石原御代の本は初めて読みましたが、この方は一人称で進む話を書かせたら他の追随を許さないのではないかと思いました。

2021/11/07

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

お正月におばあちゃんからもらった田中角栄の生涯を何故か石原慎太郎が語る本。田中角栄の時代の日本史と経済を覚えるには良いかも?(; ̄Д ̄)?

2019/01/06

ehirano1

#田中角栄は理科系。#キッシンジャー訪中のお土産はソビエトと中国の国境紛争に関する情報。#毛沢東と田中角栄の洞察力がハンパない!#毛沢東はかなりユーモアに富む人物で返しが上手い。#日本と中国では「迷惑」という言葉の使い方が異なる。

2023/08/26

mukimi

もはや英雄伝。中卒で工事現場作業員から始まりあれよあれよと国会議員になり頭角を現し総理大臣に。新潟県区で国会議員になるときの公約が越後山脈を崩して新潟に雪を降らないようにし、その土を埋め立てて佐渡島と陸続きにする、なんてぶっ飛んだもので面白すぎる。六法全書を丸暗記したりとめちゃくちゃ地頭が良い上に、頭の固いエリート官僚にはない柔軟性とコミュニケーション能力で政界を圧倒していく。これが人間力か。凄すぎて参考にできない嘘みたいな実在人物の伝記だが、失脚・病気で衰えていく姿は盛者必衰を感じ少し泣いた。

2019/11/18

ehirano1

「・・・役所関係の多くの人に見送られ柏崎を発つ時、駅に電話の三番クン(角栄の初恋の人)の姿だけが見えないのにふと物寂しい思いをしたものだったが、何と汽車が次の駅で止まった時、ホームにポツンと彼女が目立たぬように一人で立って見送りに来ていてくれたのが何とも嬉しい思い出となった(p19)」。なんだかとっても美しいシーンで、情景が思い浮かばれます。甘酸っぱくていいなぁ、こういうの、と思った次第でした。

2022/12/10

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