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いびつな夜に (幻冬舎文庫)

いびつな夜に (幻冬舎文庫)

いびつな夜に (幻冬舎文庫)

作家
加藤千恵
出版社
幻冬舎
発売日
2018-02-07
ISBN
9784344426979
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いびつな夜に (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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やも

各話4ページほどの短編集。元カレと同じ傘をさしている人を見かけた時に気づいた未練。思わず好きって言ってしまいたくなる観覧車の中の2人。結婚することを聞かされて「おめでとう」を言えない私。忘れられない人との再会なのに、出てくるのはこれからの事じゃなくて思い出話。一緒に出かけたドライブ、少しでも長く一緒にいたくて願う赤信号…。ふとした瞬間の、心がガっと動く瞬間。そのどれもがキュンと切ない。よくこんな色んなパターンの恋を思いつくなぁって思ったけど、世の中に同じ恋は1つもないもんね♡

2024/06/25

恋愛小説のショートショートでした。それぞれのストーリーに沿った短歌も良かったです。前半は色にまつわる恋愛小説でしたが後半からはアイテムは特に指定がなく、叶わぬ恋や過去の恋愛を振り返ったりしながら、たまにハッピーエンドのお話もありましたが大抵は切ないものでした。こうも男性は、自分に思いを寄せている女性に対して無意識かもしれないけれど無神経なのでしょうか?(笑)実際にありそうな話もあって、女性も女性で彼女持ちの男性でも自分が好きなら傷ついてもグイグイいくのかなと恐くなりました。

2018/02/25

ワニニ

きゅんとなる。やっぱり。久しぶりの加藤千恵さん短歌&ショートストーリー。女性なら、そのきもちを理解できてしまう上手過ぎるストーリー展開、前半では色と恋愛(色事)を絡めた物語(既刊)、後半の色縛りのない、ちょっとした͡コトやモノで揺れるいびつな心模様もプラスされ、うだうだやぐるぐる、どきどきやキラキラ…の中の“一瞬”に、すとんとハマってしまった。それは、イマとなっては懐かしいきもちだったりもするけれど、そこがまた新鮮で良い。自分自身の感情の揺れって、大切にしたい。恋愛したいでーす!という気持ちになる(笑)。

2018/03/07

ピロ麻呂

加藤千恵さんと言えば、短歌と恋愛小説がミックスされた作品が一番好きやなぁ☆これは短歌とショートショートだから凄く読みやすい(^^)お気に入りは「初めての 街をどんどん 好きになる あなたの生まれ 育ったところ」そして、女性が彼氏の実家に初めて挨拶にいくショートストーリー☆その他、片想いや嫉妬、別れ、思い出、不倫など色々な短歌+ラブストーリーが楽しめました。

2018/02/11

のぶのぶ

間違って操作し、レビューが消えてしまった。内容を忘れてしまったので、簡単に再登録。加藤千恵さんの本は、「アンバランス」「ラジオラジオラジオ」と名前を見ると気になる作家に。短歌➕2、3ページのショート。思いが伝わらない。思いが通じたものがあるとうれしいもの。表紙に引かれ、手に取った本。

2018/02/25

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