リーダーの教養書 (News Picks Book) (幻冬舎文庫)
リーダーの教養書 (News Picks Book) (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
koji
私には「教養を語る」という大きな物語は苦手ということが改めて分かりました。春樹さんの名言「結局いちばん役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて」(スプートニクの恋人)ではないけど、本から学び取るのは、まず役に立つこと。ここから教養に昇華すると思います。さて本書の箴言を2つ。①新聞は、まず見出しだけ読み、興味のある記事はウィキを引きじっくり読みます、②三島由紀夫は「外国語に翻訳した時にどういう状態になっているか」から日本語で書き、世界に認められました
2023/03/30
nbhd
経営学者・楠木建さんの書いたものを読み進めていて、この本もそのうちの1冊。出口治明さん&楠木さん対談で、むむむ、これは!という一文に出会った⇒「品がある」の一定義は、「欲望への速度が遅いこと」。言い換えると、即時即物的にではなく抽象度を上げて物事を理解しようとする姿勢ですね。
2024/10/10
あっきー
リーダーとなるには基礎となる教養が必要。歴史、経営と教養、経済学、リーダーシップ、日本近代史、進化生物学、コンピュータサイエンス、医学、哲学、宗教から各分野の第一人者が読むべき名著を教えてくれる。
2021/02/15
ぼっこれあんにゃ
◎骨太のブックガイド。リーダーに求められるのは実績や経験であることは、自明であるが、先が見えない未来に向けての決断にこそ、本から得られる教養が物をいうとの事。特に歴史や古典には、普遍的価値が高い叡智が含まれている。紹介されている本は、割と有名な本が多いが難しそうで手にとって来なかったので、再度チャレンジしてみようと思う。
2020/09/24
masahiro1986
図書館本。今後読むべき本を探す上で、参考になった。いくつか読んでみよう。
2019/11/13
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