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チェーン・ピープル (幻冬舎文庫)

チェーン・ピープル (幻冬舎文庫)

チェーン・ピープル (幻冬舎文庫)

作家
三崎亜記
出版社
幻冬舎
発売日
2019-10-09
ISBN
9784344429093
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チェーン・ピープル (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆21031【チェーン・ピープル (三崎 亜記さん)k】①たしかに何ちゃらマンと怪獣が街の中でドタバタしたら近隣住宅全半壊だ。三十年ローンで買った家が〜!と。敵が単独で暴れるてるよりも正義の味方が戦うことによる被害の方が大きかったとは。②自叙伝じゃなくて似叙伝ですか。自叙伝を他人に創作してもらう?③チェーン店じゃなくてチェーンピープルですか。④心の中にだけある国の地図。普通の概念では理解不能⑤ゆるキャラの中に人などいない。さて、裸の王様の様に着ぐるみが見えないゆるキャラとは?⑥応援、諸刃の剣だ。

2021/04/04

Mumiu

事象は一つ、接する人の数だけの真実ができあがるという短編集。結構笑えないはなし。ほんとうに怖いモノは妖とかよりもごく身近にあるんだよね。

2021/03/09

tokko

日常の中の非日常というか、普段先入観にとらわれて見逃している「何か」にスポットライトを当てて「そういう世界」を描くのが上手でした。何となくわからない世界のままで突き放してもらってもよかったのかなぁ、少し「ここはこういうことなんだよ」と説明しすぎている気がしました。もちろんわからないままのことはたくさん残しているんだけど、もっと寓意性に満ちた物語の方が好みです。

2020/02/24

RIN

図らずも本作もフリーライターが主人公。世の中に蔓延る「正義」なるものの正体を見極めようと取材を続ける連作集。どの作品も今の世相をうまく反映しており、誰かをモデルにしてる感じでもないのに、特定の出来事や人が脳裏に浮かぶ。淡々とした語り口が「やっぱり今の世の中ちょっとおかしいよね」と感じさせる。『震える天秤』の主人公に動く前にこれを読んでちょっと落ち着けと言いたくなった。

2024/05/16

kei@名古屋

またも奇妙な世界に連れて行かれました。三崎さんはやっぱり面白い、文章だから作れる世界観を描かせたら本当に面白い!だけど人には勧めない。私だけの世界。という感じです。本当に空想の世界は無限の広がりを感じます。

2019/11/27

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