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コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの (幻冬舎文庫)

コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの (幻冬舎文庫)

コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの (幻冬舎文庫)

作家
一色さゆり
出版社
幻冬舎
発売日
2021-01-14
ISBN
9784344430501
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コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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nobby

シリーズ2作目。ゴッホ《ひまわり》にフェルメールにと真作発見から盗難へと繋がる序盤の展開にはものすごく引き込まれる!真贋の判定が作風だけでなく、当時の手紙や文書から導かれると聞き思わず「ほほう」と感心。自分達の運命をかけて必死に探す二人だが、何やら真相は世界の今昔を股にかけた重いテーマへと…うーん、美術畑の作家さんのイメージとの意外さに戸惑うばかり…それとまた結構重要な人物や事柄の後出し感が否めず残念…まぁその後で驚かされる結末は用意してあるからいいのか(笑)ラストでの想像と違うキャラ乱入に続編が楽しみ♬

2021/06/06

Ikutan

シリーズ二作目と知らなかったのですが、それでも十分楽しめた。コンサバター(修復士)のスギモトの工房に持ち込まれたゴッホの11枚目の『ひまわり』が盗難に合う。時を同じくしてオランダハーグでフェルメールの新作『少女と手紙』も盗まれた。犯行グループが警察に持ち掛けた取引きとは、絵画二点と交換で、ヒースロー空港地下倉庫の盗品を全て速やかに引き渡すこと。いやいや、知らなかった。アフガニスタンにシルクロードの至宝が眠っているなんて。手に汗握る展開で、驚きの結末。壮大なスケールで圧倒された。これは、前作も読まなくちゃ。

2021/05/21

Makoto Yamamoto

第2作目も楽しく読ませてもらった。 今回は行方不明になっているゴッホの「ひまわり」とフェルメールの「新作」が登場。 フェルメールの作品を思い浮かべながら、ストーリーを追い、アフガンの至宝に思いを寄せながら、スギモトと晴香、マクミランを追っかけました。 闇ルートに流れる傷ついた盗品をも修復するコサバタ―。 「美術品はあるべき場所にあるべき」はいい言葉だが、難しい問題もある。 エピローグはタコ焼きが登場、晴香の本領発揮?

2022/09/18

よっち

大英博物館を辞めたコンサバタースギモトの工房に行方不明になっていたゴッホの《ひまわり》が持ち込まれ、保管している間に盗まれてしまった絵を取り戻すために調査に乗り出す第二弾。ひまわりとともに盗まれたフェルメールの知られざる幻の名作。交換条件に出された空港にある盗作品の存在。テロ組織と略奪された美術品の関係は難しいものがあると思いましたけど、スギモトは分かりづらい部分はあっても、美術品に対する情熱は間違いないんですよね…いろいろ因縁も明らかになってくる中で、最後に出てきた存在が今後どう影響してくるかですかね。

2021/02/24

ち~

シリーズ② フリーとなったスギモトはゴッホの《ひまわり》の鑑定、修復を依頼されるが、何者かに盗まれてしまう。しかも、《ひまわり》の一部を切り取られる映像をネット配信されてしまい、コンサバターとしての危機に陥る。犯人の正体と目的は?晴香、マクシミランとの調査は、アフガニスタンの現状へと大きなスケールで進展する。《ひまわり》奪還の緊張感!さらにラストで明かされた真実は大胆なドンデン返しで、美術品を巡る人々の情念が伝わる。お約束のスギモトと晴香のこれからも気になるところ。スギモトの父も登場。早く続きが読みたい!

2021/07/22

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