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猫は、うれしかったことしか覚えていない (幻冬舎文庫)

猫は、うれしかったことしか覚えていない (幻冬舎文庫)

猫は、うれしかったことしか覚えていない (幻冬舎文庫)

作家
石黒由紀子
ミロコマチコ
出版社
幻冬舎
発売日
2021-02-04
ISBN
9784344430532
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猫は、うれしかったことしか覚えていない (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

「猫は、◯◯◯」というタイトルのねこねこエッセイをどどんと59話収録。これだけの数ですので、1話あたりのページ数は2,3ページ程に。隙間時間にちょいちょい読み進めるのに向いているかも。タイトルの『猫は、うれしかったことしか覚えていない』というのは寧ろ逆で、嫌な記憶を元に危険などを回避する様にも思えますが。でも嬉しかった記憶を積み重ねている様に思えるのは、そのねこちゃんは安心安全に暮らせているからなのかなぁと。好い状態に思えますね( ¨̮ )。コウハイちゃん中心に、ねこの性格も個性的で、目尻が下がります。

2023/08/20

ぶち

「猫はだれかと比べない」「猫は落ち込まない」というように「猫はXXX」という題のエピソードがたくさん載っています。"そうそう"と思えるエピソードも"え、そうかなぁ"と思うものもありました。猫の行動や仕草を見て、猫はこんな風に考えているんだろう、という著者さんの断定に疑問に思うこともありました。各エピソードの題「猫はXXXX」は、人間である私の生きる姿勢の指針として捉えることにしました。ミロコマチコさんの挿し絵はエピソードの内容とはリンクしない"ねこあるある"で、これはクスッと笑えるものばかりでした。

2022/08/03

ぶんこ

タイトルにひかれて読んだ方が多いようですが、我が家は全く逆。「うそ、嫌なことは忘れないよね」と家族で言ってました。読んでみると梅干しの種と遊んでいるうちに呑み込んでしまい体調を崩したコウハイちゃん。獣医さんが「猫は、嬉しかったことしか覚えていないので気をつけるように」と言われたからのようです。他の話には失敗したこと、飼い主さんが他の猫を可愛がったのに嫉妬して家出した猫も。嬉しくないことも、しっかり覚えていました。面白かったです。

2022/04/09

リコリス

猫は嬉しかったことしか覚えてないって なんて、幸せなタイトルだろう♡ 現実は変えられない、慌てず、ただ認めるのみ。猫は起きてしまったことにはジタバタなんてしないのです。そして、たとえ梅干しの種を飲み込んで苦しかったとしても種で遊んだという楽しかったことしか覚えていないらしいのです。今日もお隣の猫ちゃんは脱走してうちの庭で遊んでた。私に抱っこされて強制送還されたことよりもきっとフワッと舞い降りる雪の感触と冷たい風の心地よさしか覚えてないのかもね。

2022/01/07

かな

著者が猫好きで、コウハイくんのことを大事におもってるのだなぁというのはひしひしと伝わってきました。ただ、共感できるエピソードもあれば、いや~家の猫はちがうぞと思うのもあり、猫も人間と同じようにそれぞれ性格が違うと思うので、猫それぞれかなぁとも思ったり思わなかったり。いやなこともけっこうおぼえてるよなぁ、多分。ミロコマチコさんの挿絵は面白かった。各エピソードと挿絵の内容あってないよなぁ、これこそ猫あるあるだ(笑)

2023/06/24

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