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明け方の若者たち (幻冬舎文庫)

明け方の若者たち (幻冬舎文庫)

明け方の若者たち (幻冬舎文庫)

作家
カツセマサヒコ
出版社
幻冬舎
発売日
2021-11-17
ISBN
9784344431393
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明け方の若者たち (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

タイトル通りな作品。明け方、そして夜明けを常にイメージさせてくれます。自分も20代ならきっともっともっとココロに響いたのかなと思います。作品全体を通して、ちょいちょい挟まれてくるあらゆるアーティストの楽曲が気になり、音楽を聴きながらゆったりと読むべき作品かもしれませんね。読む年代によってはきっと忘れられない作品になるかもしれません。とりあえず話題となっていた作品でしたが、話題になるだけのコトはあると感じました。映像化されたので、そちらのほうが逆に楽しみな気がします。サラッと読めるボリュームが良かったです。

2022/05/03

Willie the Wildcat

人生は、大なり小なり取捨選択の積み重ね。差異があるとすれば、取捨選択後の”余裕”の有無。ある日突然、異文化の渦中。学部は選んだが、奨学金+Masterが念頭で物心両面で余裕なし。新入社員、ITを選んだが数日徹夜の開発/PDは当たり前で、最初の数年は物心両面で余裕なし。悩む余裕も無く、必死だったなぁ。選択しているようで選択肢が無かった。でもそんな中でも、日米で片手くらいの”尚人”に出会えた!選ぶ?おこがましい。気づくとそばにいる感覚。主人公と同じ結末ですね。

2024/06/23

森林・米・畑

若い頃住んだ経験のある東京、土地勘があるから余計に物語にのめり込んでしまった。20代の自分と重ね合わせながら。恋愛よりも仲間とつるんでた印象深い思い出を蘇らせてくれる、そんな本だった。

2022/02/22

Kanonlicht

学生というぬるま湯から厳しい社会に放り出され、仕事も恋愛も、なんか自分が思っていたのと違う。こんな経験はきっと誰にでもあるのでは。主人公をはじめとする登場人物たちは若さからくる甘さが 鼻につくが、それこそが等身大の若者の姿なのかもしれない(それだけ自分が歳をとったということか!)。人生においてかけがえのない時期というのは、その時間を生きていた頃には、そのようには意識しないものだと思う。この物語に出てくる若者たちもまた、十年後二十年後にそのことに気付くのだろうか。

2021/11/21

ノリト

私が思ってる表現、全部ある。エモ中のエモ。最高。恋してる人は読むべし。

2022/01/12

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